オイル美容液でしっとりもちもち肌に仕上げよう!選び方やおすすめ5選をご紹介!

『オイル美容液を使ってみたいけど、たくさんの種類があって迷ってしまう…。また、どのような順番で使えば良いかも分からない』
このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか?オイル美容液には、さまざまな種類があり、アイテムによって用途が異なります。
そこで本記事では、オイル美容液の特徴や種類、選び方を挙げていき、最後におすすめのオイル美容液5選をご紹介します。
オイル美容液の購入を検討されている方は、ぜひご覧ください。
オイル美容液の特徴

オイル美容液は、肌の水分を閉じ込めるエモリエント効果や肌を柔らかくしてくれる効果があります。
肌にうるおいが持続すると、しっとりとした肌に仕上がるので、肌の乾燥やインナードライが気になっている方などにおすすめです。
オイル美容液を購入するか迷っている方へ!

『オイル美容液を購入したいけど、肌にベタつきが残りそうで迷っている…。』
このように思っている方もおられるでしょう。
確かに、アイテムによってはオイルのとろみでベタつきが気になることもあります。
そのような方は、ホホバオイルやスクワランなどのサラッとした成分が入ったオイル美容液を使うことをおすすめします。
オイル美容液を使うとどうなるの?

オイル美容液を使うと、肌が柔らかくなり、スキンケアの角層への浸透が良くなります。それによって、ふっくらとハリのある肌へと仕上がります。
また、保湿効果が高いので、肌が乾燥している方や年齢肌を感じる方が使うと、本来のうるおいのある肌を保つことができますよ。
オイル美容液のオイルの種類

オイル美容液は、3つの種類のオイル成分があります。
配合されているオイルの種類によって、テクスチャーや効果が異なりますので、下記でそれぞれの特徴や違いを見ていきましょう。
炭化水素油
炭化水素油は、保湿力と水分保持力がある油分のことです。油膜で肌のうるおいが逃げにくくなっています。
ワセリンやスクワラン、ミネラルオイルなどの成分が配合されています。とにかくしっとりさせたい方におすすめです。
エステル油
さっぱりとしたものから重めのものまで、成分によってさまざまなテクスチャーのものがあるエステル油。
肌が敏感な方でも使いやすいのが特徴です。ミツロウやキャンデリラロウ、ホホバ種子油などの成分が配合されています。
油脂
油脂は、もちっとした肌が期待できる油分のことです。ヒトの皮脂に近い構造になっているので、肌なじみが良いのが特徴。
バリア機能をサポートして、肌を柔らかくしてくれます。アボカド油やアルガンオイル、オリーブ果実油などの成分が配合されています。
オイル美容液の選び方

ここでは、オイル美容液の選び方を解説していきます。
保湿成分やテクスチャーなどのさまざまな選び方があるので、どのように選べば良いか分からない方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
オイルの種類で選ぶ
上記で挙げたように、オイル美容液には3種類のオイルがあります。
肌を保湿したいのか、油膜で肌を保護したいのか、バリア機能を整えたいのかによって、選ぶべきオイルの種類が異なります。目的に合ったオイルを選んでくださいね。
オイル以外の成分で選ぶ
オイルの保湿成分以外にも、ヒアルロン酸やセラミド、グリセリンなどの保湿成分が配合されているかどうかも大切です。
また、肌が敏感な方は、精油や植物エキスの配合量が多いものだと刺激になってしまうことがありますので、気をつけましょう。
例えば、ラベンダー油やローズマリー油、ツボクサエキスなどです。肌が荒れやすいという方は、これらの成分が入っているものは避けた方が良いかもしれませんね。
テクスチャーで選ぶ
オイル美容液は、サラッとしたものからとろみのあるものまで、さまざまなテクスチャーがあります。
スキンケアのどの順番で使うのかや好みのテクスチャーで選ぶと良いでしょう。
例えば、ブースターとして使うのであればサラッとしたテクスチャーが良いですし、スキンケアの最後に使うのであれば、とろみのあるテクスチャーがおすすめです。
また、朝に使うのであればサラッとしたテクスチャー、夜に使うのであればとろみのあるテクスチャーなど、選び方はさまざまです。
容器の形状で選ぶ
オイル美容液の容器は、スポイトタイプや容器を傾けて使う滴下式などがあります。
スポイトタイプだと、量の調整ができるのと、容器から出す時に溢れにくいためおすすめです。
顔だけでなく髪や身体にも使えるかで選ぶ
顔に使うだけでなく、全身用として使えるオイル美容液もあります。
特にヘアオイルとして使うものやネイルオイルとして使うものなどが多い傾向です。1つのアイテムで何役もできると便利なので、一つは持っていると良いですね。
香りで選ぶ
オイル美容液には、柑橘系のさっぱりとした香りやバニラなどの甘い香りが付いているものがあります。
合成香料が入っていない、精油が入っているものを選ぶと良いでしょう。
ただ、肌が敏感な方や香りがついているものが苦手な方は、無香料のものを選んでみてくださいね。
オイル美容液の正しい使い方

ここでは、オイル美容液の正しい使い方を解説していきます。
オイル美容液は、化粧水の前に使う方法と美容液として使う方法、最後に使う方法などさまざまな手順があります。
下記でそれぞれの使い方をご紹介します。
ブースターとして使う方法
- 洗顔後にオイル美容液を手に取り、顔全体に付ける
- 肌になじんだら、化粧水→乳液やクリームの順番で付ける
美容液として使う方法
- 洗顔後、化粧水を付ける
- 肌になじんだら、オイル美容液→乳液やクリームの順番で付ける
乳液やクリームとして使う方法
- 洗顔後、化粧水を付ける
- 肌になじんだら、お手持ちの美容液→オイル美容液の順番で付ける
このように、オイル美容液には3通りの使い方があります。
肌を柔らかくしてスキンケアのなじみを良くしたい方は、ブースターとして使うと良いですし、オイルの油膜で蓋をしたい方は、スキンケアの最後に使うのがおすすめです。
肌質やオイルのテクスチャーに合わせて使う順番を決めると良いでしょう。
基本的に購入したアイテムごとに、推奨されている使い方が記載されていることが多いので、パッケージやホームページをご確認いただき、正しい使い方をしましょう。
オイル美容液の注意点

オイル美容液の注意点としては、オイルを付けすぎないことです。付けすぎてしまうと、肌がテカってしまったり、ニキビができやすくなったりします。
また、保管場所にも注意が必要です。
寒い季節は、オイルが固まってしまうこともあるため、極端に寒いところには置かないようにしましょう。
特にサラッとしているオイルが固まりやすいと言われています。もし、使いたい時に固まっていたら使えないので、なるべく気温が低すぎるところに置くのは避けると良いでしょう。
おすすめのオイル美容液5選をご紹介!
ここからは、おすすめのオイル美容液5選をご紹介していきます。
上記で挙げたように、さまざまな種類のオイル美容液をご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
HEALOGY バランシングオイル

お風呂上がりにブースターとして使う、CBDが配合されているオイル美容液です。
保湿成分のホホバや肌のバリア機能を整えるスクワラン、乾燥をケアするマカデミア、抗炎症ケアが期待できるカンナビジオールなど、12種類以上もの天然植物由来成分が配合されています。
サラッとした軽いテクスチャーで、肌なじみが良いので角層まで美容成分が浸透していきます。揺らぎやすい肌のバランスを整えて、健やかな肌へと導きます。
使用方法は、化粧水の前にブースターとして使います。先にオイルを使うことで、その後に使うスキンケアのなじみを良くしてくれますよ。お風呂上がりに、乾燥する前にすぐに使うのがポイントです。
主要成分として、下記のような精油が配合されています。
- ビターオレンジ葉油
- ベルガモット果実油
- ユーカリ葉油
- ゼラニウム花油
- ラベンダー油
- アトラスシーダー樹皮油
- サンダルウッド木油
香りは、ウッディーやフローラル、シトラスなどの天然アロマオイルを配合しているので、リラックスタイムが過ごせる香りです。
下記のように、香りの変化があります。
- トップノート:ベルガモット、ラベンダー
- ミドルノート:ネロリ、ゼラニウム、ユーカリ
- ベースノート:サンダルウッド、シダーウッド
このように、時間が経つにつれて、香りが変化していきます。
butstill マホロドロップ

100%天然由来成分で作られているオイル美容液です。
天然の黄金オイルが、肌にうるおいを与えて満たします。
コールドプレス製法で搾油した原料を使用して、オイル美容液を独自にブレンド。優れた保湿効果と12種の植物性原料成分が、肌荒れケアをし、肌のキメを整えることで、ハリのある肌へと導きます。
肌の乾燥やマスク荒れ、ハリ不足などが気になる方におすすめです。
ワックスエステル(保湿)、オメガ3・6脂肪酸(ハリ)、γリノレン酸(肌荒れ防止)、ビタミンA・B・C・E・D・βカロチン(ツヤ・キメ)など、これらの植物性原料を高濃度で配合しています。
テクスチャーは、サラッとしていて肌にスッとなじむオイルなので、ベタつきが苦手な方でも使いやすいのが嬉しいですね。
また、下記の7つの成分は無添加となっています。
- 合成防腐剤
- 合成香料
- 合成着色料
- 合成ポリマー
- アルコール
- 鉱物油
- 紫外線吸収剤不使用
これらの成分が配合されていないので、肌が敏感な方でも使いやすいです。合成防腐剤の代わりに、天然の酸化防止剤として『トコフェロール(ビタミンE)』が配合されています。
香りは、ほのかに香るアールグレイの香りをイメージして作られています。
クスノキ葉油やベルガモット果皮油をブレンドしているので、まるでティータイムを楽しんでいるような香りが広がります。
HABA スクワラン

うるおい成分とスクワランに着目した、スクワラン純度99.9%のオイル美容液です。
うるおいが不足することで、肌荒れや小ジワなどの肌トラブルが起きてしまいます。
そこで、スクワランが角層のすみずみにまで浸透してうるおいを与えることで、肌のバリア機能を整えてくれるのです。
スクワランの働きは、下記の5つがあります。
- 角層に素早く浸透する
- 水分となじんで蒸発を防ぐ
- 肌を柔らかく保つ
- 肌のリズムを整える
- 酸化・変質しにくく肌を守る
使用方法は、化粧水の後に適量付けて顔全体になじませます。注意点としては、スクワランを付けすぎてしまうと肌のバランスが崩れて乾燥してしまうことがあるので気をつけましょう。
もしスクワランが少量だと物足りなさがある方は、化粧水の量を増やしたり、お手持ちの乳液・クリームをお使いください。
顔だけでなく、髪や身体にも使えます。ヘアケアとして使う場合は、頭皮マッサージをしたり毛先に数滴使うと良いでしょう。
身体に使う場合は、スクワランを数滴手に取って、乾燥が気になる部分になじませます。特に、皮膚が硬くなりがちなひじやひざ、かかとなどに塗ることで柔らかくなりますよ。
NUXE プロディジューオイル

30年以上も愛される、ロングセラーのマルチ美容オイルです。
下記の7種類のオイルが配合されていて、独自の黄金比率で組み合わせています。
- ツバキ種子油
- アルガニアスピノサ核油
- ユチャ種子油
- ルリジサ種子油
- アーモンド油
- ヘーゼルナッツ油
- マカデミア種子油
保湿だけでなく、エイジングケア*もできるので、乾燥による小ジワや乾燥によるくすみでお悩みの方にもおすすめです。
ドライオイル処方なので、角層への浸透が良いのが特徴。肌なじみが良いのでオイルなのにベタつきにくいです。
また、熱を加えないコールドプレス製法なので、クオリティの高いオイルのまま作られます。鮮度や香りを守ってトランス脂肪酸の発生も防ぎます。
これ1本で顔・身体・髪に使えるマルチ美容オイルです。
ブースターとして使っても良いですし、これ1本で済ませることもできます。また、化粧水の後の乳液やクリームの代わりとしても使えます。
このように、どのような使い方もできるので、その時の気分や肌状態によって使い分けられるのが嬉しいですね。また、顔や身体のマッサージオイルとしてもお使いいただけます。
定番のプロディジューオイルとは別に、ピンクのパッケージのプロディジュー フローラルオイルも販売されています。
こちらは、マグノリアを中心にブレンドした華やかなフローラル ブーケの香りです。さらにグレープフルーツやレモン、オレンジなどのフルーティな香りも入っています。
*年齢に応じたケアのこと
メルヴィータ ビオオイルアルガンオイル

ブースターとして使いやすい、保水力に優れたアルガンオイルです。
化粧水前に使うことで、スキンケアのなじみを良くして、もちもちの肌に仕上がります。
アルガンオイルに含まれているオレイン酸やリノール酸などの美肌成分が、キメの整ったうるおい肌に導きます。
また、独自の『MY ドロップ・アプリケーター』で使用量の調整が可能になっています。一滴ずつ出てくるので、肌タイプに合わせた目安量が出せるのが便利です。
さらに、広い面では肌に直接塗ることも可能なので、足や腕などの広範囲に使う時に使いやすいですね。
顔だけでなく身体や髪にも使えるので、これ1本で保湿ケアが完成します。
お風呂の中で湯船に浸かりながら顔をマッサージしたり、カサつきがちな唇に付けてマッサージしたりするのもおすすめです。
まとめ

本記事では、オイル美容液の特徴や種類、選び方、おすすめのオイル美容液5選をご紹介しました。
オイル美容液は、オイルの種類やテクスチャーなどさまざま選び方があることが分かりました。どのような目的で使うのかで、どのオイルを選ぶのかを決めると良いでしょう。
ぜひ本記事を参考にして、ご自身に合ったオイル美容液を探してみてくださいね。
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片平 奈菜
日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ®︎資格・コスメライター®︎資格を持つ美容ライター。エステティシャンと美容部員の経験を活かし、20~40代向けの美容メディアでスキンケアやメイク関連の記事を執筆・監修している。