セラミド美容液を使って肌のバリア機能をサポートしよう!選び方やおすすめアイテムをご紹介!

『肌が敏感なので、セラミド美容液を使ってみたい。でも種類がたくさんあるようなので、どうやって選べば良いか分からない…』
このような方も多いのではないでしょうか?セラミドには、ヒト型セラミドや擬似セラミドなど、さまざまな種類があり、分かりにくいという方もいらっしゃいます。
そこで本記事では、セラミド美容液の特徴や種類、選び方を挙げていき、最後におすすめのセラミド美容液5選をご紹介します。
セラミド美容液の購入を検討されている方は、ぜひご覧ください。
セラミド美容液の特徴

セラミドは、肌の保湿因子のひとつで、角質層のうるおいを保つ細胞間脂質です。細胞の隙間を水分で満たしてくれます。保水力が高いので、肌の乾燥が気になる方におすすめです。
また、肌の水分を抱え込むことで、外的刺激からも守ってくれるため、バリア機能が低下している敏感肌の方にもぜひ使っていただきたい成分です。
セラミド美容液を購入するか迷っている方へ!

『セラミド美容液を購入したいけど、セラミドの種類だけでもたくさんあるので、選び方が難しい…』
このように思っている方も多いはずです。
確かに、ヒト型セラミドや擬似セラミドなどさまざまなものがありますし、成分表を見ただけでは理解できないという方もいますよね。
実は、特にヒト型セラミドであれば、成分名ですぐに分かるのです。肌の状態や予算に合わせてセラミドを選ぶことができますよ。
成分名の見分け方に関しては、記事後半をチェックしてくださいね。
セラミド美容液を使うとどうなるの?

セラミド美容液を使うと、バリア機能がサポートされるので肌トラブルが起きにくくなります。さらに、肌の水分量が増えるので乾燥もしにくくなりますよ。
また、セラミド美容液は、さっぱりとしたテクスチャーのものが多いため、朝のスキンケアにも使いやすいのが嬉しいですね。
セラミドの種類

ここでは、セラミドの種類を解説していきます。
まず、セラミドは大きく分けて、天然由来セラミドと合成由来セラミドの2つの種類に分かれています。
そこからさらに、天然由来セラミドには、植物性セラミドと動物性セラミドがあり、合成由来セラミドには、ヒト型セラミドと擬似セラミドがあるのです。
下記でそれぞれの特徴や違いについて見ていきましょう。
天然由来セラミド
- 植物性セラミド:とうもろこしや大豆などの植物から抽出しているセラミド
- 動物性セラミド:牛や馬などの動物から抽出しているセラミド。価格は高い。
合成由来セラミド
- ヒト型セラミド:ヒトが本来持っているセラミドに似ている構造のセラミド
- 擬似セラミド:セラミドに似ている物質を合成したセラミド。価格は安い。
これらの違いがあります。
天然由来セラミドは、保湿力が高いものが多いのですが、ヒトが持つセラミドとは構造が異なるため、角質層への浸透や肌バリアのサポートなどに対する効果は低いとされています。
一方で、合成由来セラミドのヒト型セラミドは、ヒトが持つセラミドと似ているため、よりバリア機能のサポート効果や角質層への浸透力が高いと言えるでしょう。
もう一つの合成由来セラミドの擬似セラミドは、セラミドに似ている成分を合成しているものなので、価格が安い傾向があります。
セラミド美容液の選び方

ここからは、セラミド美容液の選び方を解説していきます。
セラミドの種類やテクスチャー、成分など、さまざまな選び方がありますので、どのように選べば良いか分からないという方は、ぜひご覧ください。
天然由来セラミド or 合成由来セラミドで選ぶ
上記で挙げたように、セラミドの種類で選ぶのがおすすめです。
肌の乾燥や刺激が気になる方は、ヒト型セラミドがおすすめで、安価でドラックストアでも購入しやすいセラミドを探している方は、擬似セラミドがおすすめです。
このように、セラミド美容液といってもさまざまなものがあるため、成分にこだわって選んでみるのもおすすめです。
セラミド以外の成分で選ぶ
セラミド以外の成分だと、ヒアルロン酸やグリセリン、アミノ酸、コラーゲンなどの保湿成分が配合されているものがおすすめです。
これらの保湿成分を使うことで、水分を吸収しつつ、セラミドで水分をキープ(保水)することができます。
また、植物エキスは、肌が敏感な方にとっては刺激が強い場合があります。もし植物エキスを避ける場合は、成分名に植物名の後ろにエキスとついているかを確認すると分かります。
テクスチャーで選ぶ
セラミド美容液には、サラッとしたものからとろみのあるものまでさまざまなテクスチャーがあります。肌質やテクスチャーの好みで選ぶと良いでしょう。
香りで選ぶ
セラミド美容液は、肌が敏感な方でも使えるように、合成香料は使われていないものが多いです。
香りがついているものが良い場合は、精油が入っているものを選ぶと良いでしょう。もし香りが苦手な方は、無香料のものを選んでくださいね。
ヒト型セラミド美容液の見分け方

さまざまな種類があるセラミド美容液ですが、その中でも多くの方が気になっているのがヒト型セラミドではないでしょうか?
近年では、さまざまなブランドからヒト型セラミドの美容液が販売されています。ヒト型セラミドは、成分名を見るだけで簡単に見分けることができるので、下記で解説していきますね。
通常、成分名を見てもどのような成分なのか分かりづらいものも多いですが、ヒト型セラミドは、とても分かりやすい成分名となっています。
『セラミド1』・『セラミド2』などのセラミドの後に数字が付くパターンや『セラミドAG』・『セラミドAP』などのセラミドの後に英語が付くパターンがあります。
これらの成分名があったら、ヒト型セラミドだと覚えておくと良いでしょう。
セラミド美容液の正しい使い方

ここでは、セラミド美容液の正しい使い方を解説していきます。
- 化粧水を付ける
- 適量を手のひらに取り、顔全体になじませる
- 目元や口元などの乾燥が気になる部分には重ね付けをする
- ハンドプレスをして角質層まで浸透させる
- しっかりと肌になじんだら、保湿クリームや乳液を付ける
このような手順で行います。セラミド美容液は、朝晩共に使えますので、1日2回使用すると良いでしょう。
おすすめのセラミド美容液5選をご紹介!
ここでは、おすすめのセラミド美容液5選をご紹介します。
上記で挙げたように、さまざまな種類のセラミド美容液をご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
Juicy Shell Ginger®︎ 月桃美容セラム

天然植物由来のボタニカル美容『沖縄月桃エキス』を90%以上配合している美容液です。
揺らぎ肌や乾燥が気になる方におすすめの刺激が少ない美容液となっています。
5種のヒト型セラミド(セラミドEOP・セラミドNG・セラミドNP・セラミドAG・セラミドAP)が肌のバリア機能をサポートしたり、うるおいやハリ感、弾力、柔軟性を出してくれます。
また、肌を引き締めて過剰な皮脂分泌を防ぐビタミンC誘導体も配合されているので、脂性肌の方にもおすすめです。
ETVOS モイスチャライジングセラム

高濃度のセラミドが配合されているので、肌にダイレクトにうるおいを与える保湿美容液です。
5種のヒト型セラミド(セラミドEOP・セラミドNG・セラミドNP・セラミドAG・セラミドAP)が、角質層まですーっと浸透していきます。
また、高保湿なヒアルロン酸や天然保湿因子のアミノ酸なども配合されているので、乾燥が気になる肌にもうるおいを与えます。
さらに、6種類の花エキスで肌を整えて、プラセンタやスクワラン、ホホバオイル、シアバターなどでやわらかな肌へと導きます。
- ローマカミツレ花エキス
- トウキンセンカ花エキス
- ヤグルマギク花エキス
- カミツレ花エキス
- セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス
- フユボダイジュ花エキス
これ1本で美容液と乳液の2役になっているので、時短になるのも嬉しいですね。香りは、落ち着いた天然ラベンダーの香りです。
DUO ザ エッセンス セラム

美容成分を贅沢に含んだカプセルを高濃度に配合した先行型美容液です。
年齢を重ねるにつれて、気になってくる乾燥によるハリ不足。気になる部分に働きかけることで、ハリやツヤのある肌へと導きます。
香りは、リラックス感のあるダマスクローズ精油の香りです。
年齢肌*の悩みは、一つの悩みではなく複合的に現れるため、下記のような5つのエイジングサイン*にまとめてアプローチします。
- ブースター機能
- ハリ弾力
- 保湿
- キメ
- 透明感(肌がうるおうことによる)
美容成分をナノカプセル化することで、角質層への浸透をサポートします。年齢サイン*に効果的なアプローチを目指します。
ビタミンCやレチノール、セラミドなどの年齢肌*に着目したスキンケア成分をたっぷり配合しているので、あらゆる肌悩みに応えることが可能です。
また、肌のことを考えて作られているので、下記の成分は無添加となっています。
- パラベン
- 鉱物油
- 合成香料
- 合成着色料
- アルコール
さらに、アレルギーテスト済み(※全ての方にアレルギーや皮膚刺激が怒らないということではありません。)なので、肌が敏感な方でも使いやすいのが嬉しいですね。
*年齢によるハリ・ツヤのなさのこと
菊正宗 日本酒の美容液

肌にうるおいを与えて肌を整える日本酒(コメ発酵液・保湿成分)配合の美容液です。
高保湿な12種のアミノ酸と3種のセラミド、2種のビタミンC誘導体も入っているので、ふくらとハリとうるおいのある仕上がりになります。
また、肌荒れ有効成分のグリチルリチン酸2Kで、肌荒れのない健やかな肌を保ちます。
テクスチャーはとろっとしていて、肌の上にすべるように伸びるのですが、しっかりと角質層まで浸透していきます。
美容液なのに、まるで化粧水のような大容量パッケージなので、顔だけでなく、首やデコルテ、身体にもたっぷりと使えます。
TOUT VERT ヒト型セラミド原液 リペアエッセンス235

肌バリアのサポートにおすすめなヒト型セラミド原液100%の美容液です。
ヒト型セラミドのセラミドNP・セラミドAP・セラミドEOPが配合されています。
これらのセラミド成分は、角質細胞間脂質と似ている成分なので、肌のバリア機能をサポートしながら肌のうるおいもアップします。
また、顔だけでなくヘアトリートメントとして使えるのも特徴の一つです。
ヘアカラーや毎日のドライヤー、ヘアアイロンなどで髪が痛むことで、本来あったセラミド量が減少してしまいます。
お風呂上がりに髪に塗布することで、失われたセラミドの代わりに成分が髪内部に浸透して、ハリとコシのある髪に仕上げます。
まとめ

本記事では、セラミド美容液の特徴や種類、選び方、おすすめのセラミド美容液5選をご紹介しました。
セラミド美容液には、ヒト型セラミドや擬似セラミドなどのさまざまな種類があることがわかりました。また、テクスチャーも商品によってさまざまです。
ぜひ本記事を参考にして、セラミド美容液を探してみてくださいね。
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片平 奈菜
日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ®︎資格・コスメライター®︎資格を持つ美容ライター。エステティシャンと美容部員の経験を活かし、20~40代向けの美容メディアでスキンケアやメイク関連の記事を執筆・監修している。