ビタミンC美容液で肌悩みをケアしよう!選び方やおすすめをチェック!

『ビタミンC美容液を使ってみたいけど、肌に合うか心配…。どのように選べば良いの?』
このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか?
確かに、ビタミンC美容液は肌に刺激があるという印象もありますよね。
そこで本記事では、ビタミンC美容液の特徴や種類、選び方を挙げていき、最後におすすめのビタミンC美容液5選をご紹介します。
ビタミンC美容液の購入を検討されている方は、ぜひご覧ください。
ビタミンC美容液の特徴

ビタミンC美容液は、肌を引き締めたり、メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防いだりする効果があります。
肌にうるおいを与えることで、乾燥によるくすみケアもできます。
さまざまな種類のビタミンC美容液が販売されているので、肌悩みに合ったものが選べますよ。
ビタミンC美容液を購入するか迷っている方へ!

『乾燥肌なので、ビタミンC美容液は肌に合わないかな?』
このように思っている方も多いはずです。確かに、ビタミンC美容液は、さっぱりとしたテクスチャーのものが多い傾向ではあります。
しかし、ビタミンCの種類やビタミンC以外の成分で高保湿な成分が配合されているものを選べば、乾燥が気になる方でも使えますよ。
また、乾燥肌の方は、肌が敏感な方が多いので、脂溶性ビタミンC誘導体やビタミンCの濃度が高すぎないものを選べば、肌が敏感な方でも使いやすいですよ。
ビタミンC美容液を使うとどうなるの?

美白有効成分としてビタミンCが配合されている美容液は、メラニンの生成を抑えて、シミ・ソバカスを防ぐ効果があります。
また、年齢を重ねるにつれて、肌が乾燥して小じわができたり、たるみが気になったりする肌には、ビタミンCがコラーゲンの生成をサポートしてくれるので、ハリのある肌へと導きます。
さらに、脂性肌やニキビでお悩みの方は、ビタミンC美容液を使うことで、肌が引き締まって毛穴もケアされて、ニキビができにくくなる点もポイントです。
このように、さまざまな効果が得られるので、普段のスキンケアに一つ加えてみてはいかがでしょうか?
ビタミンCの種類

ビタミンCには、ピュアビタミンCとビタミンC誘導体の2種類があります。また、ビタミンC誘導体の中にも3つの種類があるので、それぞれの特徴や違いを下記で見ていきましょう。
ピュアビタミンC
ピュアビタミンCとは、肌に塗ってすぐに効果を発揮する成分です。しかし、角質層へ浸透しにくい点や肌への刺激が強い点、酸化しやすい点がデメリットとして挙げられています。
ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体とは、ピュアビタミンCのデメリットを改良した成分のことです。角質層への浸透力が上がり、酸素に触れても長時間劣化しにくくなるのが特徴です。しかし、即効性はピュアビタミンCの方が高くなっています。
ちなみにビタミンC誘導体には、下記の水溶性・脂溶性・両親媒性の3つの種類があります。
水溶性ビタミンC誘導体 | 脂溶性ビタミンC誘導体 | 両親媒性ビタミンC誘導体 | |
メリット | 角質層へ浸透が早い・即効性がある。種類が豊富。サラッとしていて使いやすい。 | 角質層への浸透力が高い。肌へのなじみが良い。持続性が高い。 | 水溶性と脂溶性の両方の機能がある良いとこ取り。肌の真皮まで浸透する。 |
デメリット | 持続性は低い。乾燥が気になる方にはサラッとしすぎて物足りないかも。 | 即効性は低い。脂性肌の方には、ベタつきが気になるかも。 | 種類が少ない。値段が高い。 |
ビタミンC誘導体と一言で言っても、このように3つの種類があるため、肌悩みや肌の状態によって選べますよ。
ピュアビタミンCとビタミンC誘導体には、これらの違いがあります。それぞれメリット・デメリットがあるので、ご自身のお好みで選ぶと良いでしょう。
ビタミンC美容液の選び方

ここでは、ビタミンC美容液の選び方を解説していきます。
肌悩みやテクスチャー、ビタミンCの濃度など、さまざまな選び方があります。どのように選べば良いかわからない方は、ぜひご覧ください。
肌悩みで選ぶ
肌が敏感な方や乾燥肌の方は、脂溶性ビタミンC誘導体が配合されているものがおすすめです。濃度は低めを選びましょう。
脂性肌の方は、水溶性ビタミンC誘導体やピュアビタミンCを選ぶと良いでしょう。
ビタミンCの濃度で選ぶ
ビタミンCの濃度は5%前後のものがおすすめです。肌が敏感な方は、濃度が低いものを選び、より効果を求める方は、濃度が20%前後のものを選ぶと良いでしょう。
おすすめは、最初は低めの濃度を試してみて、徐々に濃度を高くしていくのが良いですよ。
容器の種類で選ぶ
ボトルタイプやチューブタイプ、ポンプタイプ、スポイトタイプなどの容器の種類があります。
ビタミンC美容液は、サラッとした液体が多いため、スポイトタイプの容器が豊富な傾向です。使いやすいものを選びましょう。
テクスチャーで選ぶ
ビタミンC美容液には、サラッとしたものからとろみのあるものまでさまざまなテクスチャーがあります。
一番種類が豊富なのは液体状のものですが、クリームタイプからオイルタイプ、ジェルタイプなどがあります。
お好みの形状やテクスチャーのものを選ぶと良いでしょう。
ビタミンC以外の成分で選ぶ
肌の乾燥が気になる方は、ヒアルロン酸やグリセリンなどの高保湿な成分が入っているものを選ぶと良いでしょう。
また、脂性肌でニキビや毛穴の詰まりに悩んでる方は、グリチルリチン酸ジカリウムなどのニキビケアが、美白*ケアをしたい方は、アルブチンやトラネキサム酸などの成分が配合されているものがおすすめです。
*メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
ビタミンC美容液の正しい使い方

ここでは、ビタミンC美容液の正しい使い方を解説していきます。
- クレンジングや洗顔を終わらせる
- 化粧水で肌を整える
- ビタミンC美容液を適量手に取り、肌になじませる
- 保湿クリームや乳液を塗る
このような手順で行います。使う順番は化粧水とクリームの間と覚えておきましょう。乾燥が気になる箇所には重ね塗りがおすすめです。
ビタミンC美容液の注意点は?

ビタミンC美容液は、酸化しやすいため、一度開けたら早めに使い切るのがおすすめです。
保管場所は湿度や温度が高いところには置かずに、直射日光を避けて保管しましょう。
また、アイテムによっては朝使用してしまうと日焼けやシミ、肌荒れを起こしやすくなってしまうものもあります。ビタミンC美容液の成分(フロクマリン)が紫外線と反応してしまい、炎症を起こしやすくなるのです。
ただ、ビタミンC誘導体はほぼ合成で作られているため、このような心配はありません。念の為、朝に使えるかどうかはパッケージやホームページを確認してみましょう。
おすすめのビタミンC美容液5選をご紹介!
ここからは、おすすめのビタミンC美容液5選をご紹介していきます。
上記で挙げたようなさまざまなビタミンC美容液のアイテムをご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
fru:C フルーツ由来高濃度ビタミンC美容液

珍しいオールインワンのビタミンC美容液で、透明感あふれる自信の素肌に導くアイテム。
カプセルがはじけて、高濃度ビタミンCが角質層に浸透します。天然フルーツアロマの香りが広がって至福のスキンケア時間に。
開き毛穴やたるみ毛穴、乾燥によるくすみ、肌のざらつきなどが気になっている方にぜひ使っていただきたい美容液です。
太陽の恵みを受けたみずみずしい生命力が強いフルーツを凝縮しているので、美しい肌に仕上げます。
空気に触れると壊れやすいビタミンCを独自製法で高濃度ビタミンCを新鮮なまま「ギュッ」とカプセルに配合。
カプセルに入れることで、肌に触れた瞬間にカプセルが弾けるので、フレッシュなビタミンCが角質層まで広がるのです。
これ1本でスキンケアが完成するのも嬉しいポイント。オールインワンのビタミンC美容液なので、化粧水・美容液・乳液・オイル・ビタミンCパックの1本5役となっています。
みずみずしいサラッとしたテクスチャーで、ビタミンC特有のキシキシ感は感じません。忙しい朝も、パッと塗るだけでうるおいのあるなめらかな肌を実現します。
配合成分は下記の通りです。
- アーティチョーク:肌の引き締め
- アセロラエキス:乾燥によるくすみケア
- グレープフルーツ果実エキス:うるおい、キメ
- リンゴ幹細胞エキス:ハリ、弾力アップ
また、肌へのことを考えて作られているので、下記の8つの成分が無添加となっています。
- 界面活性剤
- パラベン
- アルコール
- 合成香料
- 合成着色料
- シリコン
- 鉱物油
- 合成高分子
ETVOS 薬用 アクネVCクリームジェルI

肌の乾燥をケアしながら、ニキビと美白*をWでケアができる大人ニキビ肌のための美容液です。
大人ニキビや肌のキメの乱れ、乾燥による肌のくすみなどが気になる方にぜひ試していただきたいアイテム。
有効成分として持続型の脂溶性ビタミンC誘導体を配合しています。角質層にすっと浸透していき、持続性や安定性もあり、刺激の少ない使い心地が特徴です。
保湿効果も高いので、乾燥からくる大人の肌トラブルにも効果的です。
さらに有効成分の甘草エキス(グリチルリチン酸2K)がニキビを予防し、すこやかな肌へと整えます。
また、油溶性ビタミンC誘導体には、メラニンの生成を抑え、日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ効果もあります。
ヒトの肌に存在するセラミドと同じ「ヒト型セラミド」を3種類(セラミドNG・セラミドNP・セラミドAP)も配合。
バリア機能が乱れてゆらぎがちな肌にセラミドがなじんで健やかな肌へと整えます。
石油系界面活性剤、鉱物油、シリコン、着色料、香料、防腐剤、アルコールは不使用です。オイルフリーでジェルのようにするっと伸びるテクスチャーなので使いやすいです。
*メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
AYURA ホワイトコンセントレート

肌荒れや美白*ケアにもおすすめ。ゆらぎ肌に3種の植物成分がアプローチする美容液です。
『最近シミ・そばかすが気になってきた…』という方は、ダメージを受けたゆらぎ肌なことでメラニンが密集しやすくなっているからかも!
ターンオーバーが滞っていると、大量に作られたメラニンが密集することでシミ・ソバカスとして見えることがあります。
一方で、健やかな肌はターンオーバーがスムーズなため、メラニンが分散されて均一になり、色ムラとして見えにくいのです。
また、下記の厳選された植物成分がうるおいで満たし、明るく澄んだ肌へ導きます。
- プルーン酵素
- トウキエキス
- ハス種子乳酸菌発酵液
下記の成分でメラニンの生成要因にアプローチして、メラニンを過剰に作らせないようになっています。
- トラネキサム(美白有効成分)
- ビタミンCエチル
- 甘草エキス
さらに、肌荒れ有効成分であるグリチルリチン酸ジカリウムと、モイストクリアも配合しています。
香りは、ローズマリーやベルガモットなどのアロマティックハーブの香りでリラックスタイムが過ごせます。
*メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
ドクターシーラボ ダブルリペアセラム

⾼浸透ビタミンC*1&セラミド(セラミドEOP・セラミドNG・セラミドNP・セラミドAP)が、ストレスから肌を解放してくれる美容液です。
速攻性を追求したフレッシュな「乳液層」と「エッセンス層」 の2層式の美容液となっています。
- 乳液層:セラミド(セラミドEOP、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAP)がバリア機能をサポートし、角質層のすみずみまでうるおいを保つ
- エッセンス層:高濃度のビタミンCが配合されているので、角質層まで浸透して多角的にアプローチ。肌トラブルを防ぐ
独自研究の末たどり着いた「⾼浸透*1 ビタミンCトリプルショット*2」
空気に触れるだけでも壊れてしまうビタミンCを、より新鮮な状態で肌に届けるべく2層タイプの美容液を採用しています。
香りは爽やかなグレープフルーツの香りです。合成香料や合成着色料、鉱物油、パラベンなどは配合されていません。
*1 角質層まで
*2 3-O-エチルアスコルビン酸、アスコルビン酸、⽩⾦、フェニルエチルレゾルシノール、コロイド性⾦、グルタチオン(整肌成分)
DHC 薬用V/C美容液

ビタミンC誘導体を8%も配合した、キメの整った美肌へ仕上げる美容液です。
美白薬用成分・ビタミンC誘導体を8%という高濃度で配合した、DHCでロングセラーの美白*美容液。
デリケートで壊れやすいビタミンCを安定させた誘導体として配合しています。角質層のすみずみまで浸透して、メラニンの生成を抑えて、日やけによるシミ・そばかすを防ぎます。
ベタつきやきしみ感のない、サラッとしたテクスチャーなので使いやすいのが嬉しいですね。肌を引き締めながらキメを整えて美肌へと導きます。
また、デリケートな成分を守るため、滴下チューブを採用。成分の酸化を防ぎ、いつでもフレッシュな「ビタミンC誘導体パワー」を肌へ届けます。チューブの先端から直接滴下する構造になっているので、集中ケアにもおすすめです。
*メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
まとめ

本記事では、ビタミンC美容液の特徴や種類、選び方を挙げていき、最後におすすめのビタミンC美容液5選をご紹介しました。
ビタミンC美容液は、さまざまな種類のものがあることがわかりました。特に、ビタミンC誘導体の中にさらに3つの種類があることは、知らない方も多かったのではないかと思います。
ぜひ本記事を参考にして、ご自身に合うビタミンC美容液を探してみてください。
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片平 奈菜
日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ®︎資格・コスメライター®︎資格を持つ美容ライター。エステティシャンと美容部員の経験を活かし、20~40代向けの美容メディアでスキンケアやメイク関連の記事を執筆・監修している。