クレイパックを使って気になる毛穴や肌のごわつきをディープクレンジングしよう!

『毛穴や肌のごわつきが気になるので、クレイパックをしてみたい…。でも、どのような種類があるのかや肌への負担が気になる』
このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか?
クレイパックは、さまざまな種類や選び方があるので、迷ってしまいますよね。
そこで、本記事では、クレイパックの特徴や選び方、おすすめのクレイパック5選をご紹介していきます。
自分の肌に合うクレイパックを探している方は、ぜひご覧ください。
クレイパックの特徴

クレイパックは、泥の力で汚れや皮脂を吸着して、取り除くアイテムのことです。
毛穴の詰まりや黒ずみ、またはターンオーバーの乱れによる肌のごわつきが気になる方におすすめです。
顔全体に使っても良いですが、気になる部分だけにも使えるのも特徴です。
また、大容量のものであれば、顔だけでなく全身に使うのもおすすめです。ボディスクラブだと粒子が荒くて苦手という方でも、クレイのテクスチャーなら肌への負担が抑えられるのでおすすめですよ。
クレイパックを購入するか迷っている方へ!

『肌の乾燥が気になるので、クレイパックはしない方が良い?』
このように思っている方も多いはずです。確かに、クレイパックは落とすケアなので、必要な皮脂まで取り除いてしまうのでは?と思いますよね。
商品によっては、肌の乾燥が気になる方でも使えるような高保湿なクレイパックも多く販売されていますので、成分をチェックして購入すると良いでしょう。
クレイパックを使うとどうなるの?

クレイパックを使うことで、肌の汚れや角栓などが取り除けます。
今まで肌が硬くなっていて、スキンケアのなじみが良くなかった方が使うと、肌が柔らかくなって角質までぐんぐんと浸透するようになりますよ。
また、毛穴の黒ずみや角栓も取れるので、至近距離で見てもきれいな肌でいられます。
クレイパックの選び方

ここでは、クレイパックの選び方を解説していきます。
クレイの種類や形状など、選ぶ時にこだわりたいポイントはたくさんあります。下記で見ていきましょう。
クレイの種類で選ぶ
クレイには、さまざまな種類があります。ここでは、クレイの種類別の特徴を挙げていきます。
- ガスール:しっとり
- カオリン:肌にやさしい
- べントナイト:洗浄力や吸着力が高い(ニキビ肌にも◎)
- クチャ(海シルト):吸着力が高い
このようにクレイの種類によって、肌への効果も異なります。
また、上記以外にも色での判別も可能です。ホワイトクレイやレッドクレイなど、色の名前が記載されているものです。
- ホワイトクレイやピンククレイ:刺激が少なめ
- イエロークレイやベージュクレイ:やや刺激があり
- レッドクレイやブルークレイ:刺激が強め。脂性肌やニキビなどが気になる方におすすめ
色の名前で、このように肌刺激が強いか弱いかを見極められます。肌の状態や肌悩みに合ったものを選びましょう。
形状で選ぶ
クレイパックには、ペーストタイプや固形タイプ、粉末タイプなどがあります。
一番簡単に使えて初心者にもおすすめなのがペーストタイプです。水を混ぜ合わせる必要がなく、そのまま使えます。
固形タイプや粉末タイプは、水の量で好みの硬さに調節できるので、こだわりたい方におすすめです。
テクスチャーで選ぶ
フェイススクラブと同じ原理で、クレイの粒子が大きいものは、しっかりと汚れが取れて、ツルっとした手触りに仕上がります。その分肌への刺激はあります。一方で、粒子が細かいものだと肌にやさしいものが多いので、敏感肌の方におすすめです。
また、ペーストタイプのテクスチャーも商品によってさまざまです。柔らかいものから硬めのものもあるため、好みの硬さのものを選びましょう。
容器の形状で選ぶ
チューブタイプやジャータイプ、パウチタイプなどがあります。
やはり一番使いやすいのは、片手でも使えるチューブタイプです。また、最近増えてきているのがパウチタイプ。くるくるとすれば最後まで使える点が人気なポイントです。環境にやさしいのも良いですね。
ジャータイプは大容量のクレイパックに多い傾向です。たっぷり入っているので、ケチらずに使えますね。スパチュラを使えば衛生的です。
保湿成分で選ぶ
乾燥が気になる方は、クレイパックを使用するか迷っている方も多いはず。
ヒアルロン酸やセラミド、コラーゲンなどの保湿成分が配合されていると、肌の汚れを取り除きながら、うるおいも与えてくれます。
安全性のテストをしているかで選ぶ
肌が敏感な方は、アレルギーテストやパッチテスト済みの商品かどうかを確認してから購入すると良いでしょう。(※全ての方に刺激がないとは限りません)
また、合成界面活性剤やパラベンフリー、合成香料などが配合されていないものを選ぶのもおすすめです。
クレイパックの正しい使い方

クレイパックは、毎日使ってしまうと肌への負担になってしまうため、週に1〜2回を目安に使用しましょう。
ここでは、ペーストタイプのクレイパックの使い方を解説します。
- 洗顔をしてタオルで水気を取る
- クレイパックを顔全体に均一に乗せる(部分使用も◎)
- パックが少し乾いてくるまで5分ほど放置する
- ぬるま湯でやさしく落とす
このような手順で行います。放置時間は商品によって異なりますので、パッケージを確認してくださいね。
クレイパックを使ったあとは、いつも以上に肌が敏感な状態になっているので、しっかりとスキンケアを行いましょう。
おすすめのクレイパック5選をご紹介!
ここからは、おすすめのクレイパック5選をご紹介していきます。
ペーストタイプや固形タイプなどのさまざまな種類のクレイパックを挙げていきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
THE KUCHA ザ・クチャ クレイフェイスマスク

『クチャ』は、沖縄の方言で泥という意味です。
沖縄で採れる天然クレイで、毛穴の汚れや古い角質を吸着して取り除きます。マイナスイオンを帯びた、粒子が細かいパウダータイプのクレイパックです。
4種類のミネラル群(雲母・クロライト・スメクタイト・カオリナイト)が肌にうるおいを与えてくれます。
顔全体に使っても、気になる部分だけでも◎。そのまま入浴することで、クレイ入浴剤にもなります。
刺激の少ないクレイパックを探している方や無添加、天然由来のものを選びたい方におすすめです。また、パウダータイプなので、硬さを自分で調整したい方にも!
種類は、BASICとCHILL TIME IN MARINE、SANPIN、GETTOの4種類があります。BASICのみ大容量サイズがあります。それぞれ香りが異なるので、下記で挙げていきます。
- BASIC:無香料
- CHILL TIME IN MARINE:アクアティックな透明感のあるみずみずしい香り
- SANPIN:ムスクをベースにしてフローラルなジャスミンを香らせた優雅で上品な香り
- GETTO:オリエンタルですっきりとしたスパイシーな甘さのある香り
パウダータイプは、どうやって使うのか分からない方が多いかと思いますので、下記で挙げていきます。
- クチャパウダー約10gを混ぜやすい容器に入れる
- アロエジェルや水を加える(THE KUCHAのジェルは別売りであり)
- クリーム状になるまで混ぜる
- 目や口元を避けて塗布
- 数分置いて洗い流す
このように使用します。パウダーからクリーム状になるまでしっかりと混ぜ合わせるのがポイントです。
TASU+海洋深層水の泥パック クリアマスク 琉球クチャ

クチャは、現在の海ではなく、数百万年も前の海泥が地盤の隆起によって地表として現われたもので、沖縄の特定地域にしか存在しない特殊な粘⼟鉱物粒⼦です。
沖縄のスパで人気のクチャパックで、毛穴の汚れや古い角質をすっきり落とします。
胎児を育む羊水に近い海洋深層水を、独自の技術で脱塩・精製した水です。精製水と比較すると、角質への浸透性に優れて、感触が良いのが特徴。
また、ミネラル成分が肌にハリを与える「線維芽細胞」の活性化にも効果的です。
さらに海由来の褐藻エキスや和漢植物の甘草エキス、トレハロース、ヒアルロン酸などの保湿成分も配合しています。
テクスチャーは、とろみのある柔らかなテクスチャーです。
下記で使い方を見ていきましょう。
- 水分が分離していることがあるため、付属のスパチュラでよく混ぜ合わせる
- 乾いた肌に目と口を避けて薄く伸ばす。顔だけでなく首やデコルテにも◎
- 乾いてきたら洗い流す。そのあとホットタオルで温めるのがおすすめ
このような手順です。ジャータイプなのでたっぷり使えるのが嬉しいですね。
ONE BY KOSE ダブル ブラック ウォッシャー

パック洗顔としても使える直塗り洗顔です。
ピタッと密着するので、クレイが吸着して汚れを落とせます。炭とクレイが配合されていて、毛穴汚れや古い角質もすっきり!
3種のクレイは、ベントナイト・カオリン・タナクラクレイです。角質が溜まっていることによるくすみもクリアな肌に仕上がります。
コーセー独自の特殊なベースとなっているので、肌への負担感が少ない洗い上がりです。
硬めのテクスチャーですが、伸びが良いので肌に乗せる時に伸ばしやすいですし、洗い流しをしやすいのが嬉しいですね。
香りは、心やすらぐグリーンフローラルの香りです。
パッケージはパウチタイプなので、最後まで使いやすいのが特徴。下に向けて吊るしておくと出しやすいので良いですよ。
アルジタル グリーンクレイペースト

ミネラルが豊富なグリーンクレイが配合されているペーストタイプのクレイパックです。
精油と有機ハーブエキスをブレンドしています。クレイマスクをしながら、フレッシュなハーブの香りが広がります。
ほどよい硬さのテクスチャーで、気になる毛穴の黒ずみや角栓がしっかりと吸着できて、洗い上がりはしっとりもちもちします。粒子は程よいつぶつぶ感です。
顔だけでなく、首やデコルテ、背中、二の腕など、全身のケアができます。250mlの大容量なので、惜しみなく使えます。
チューブタイプなので、使いやすいのも嬉しいですね。
スペシャルケアとしては週に2〜3回がおすすめですが、毎日の洗顔としても使えます。また、クレイパックと洗顔の2回しなくて良いので時短になりますよ。
naiad(ナイアード) ガスール 固形タイプ

モロッコで古くから使われてきたクレイであるガスール。
マグネシウムやカルシウムなどのミネラルが豊富なのが特徴です。
ガスールは、モンモリロナイトの中でも、スティーブンサイトという珍しい鉱物が主成分です。水に溶けた時にミネラルイオン化する性質が高いクレイ。
イオン化したクレイが汚れを吸着して、肌や髪をしっとりと落ち着かせます。 顔だけでなく、身体や髪のケアにも使えるのが嬉しいポイントです。
実は、固形タイプだけでなく、ペーストタイプや粉末タイプがあります。それぞれの特徴を挙げていきます。
- ペーストタイプ:使用感の良さと手軽に使える点が人気のタイプ。ガスールの吸着力で毛穴汚れをしっかり落とします。ミネラル成分がうるおいを与えながら肌を整えます。
- 固形タイプ:水を加えて2〜3分放置することでペースト状になります。ふんわりとした感触です。保管や持ち運びに便利です。たっぷり使いたい方におすすめ。
- 粉末タイプ:滑らかな使い心地が特徴です。粒感が気になる方におすすめ。
固形タイプと粉末タイプは150gと500gの2種類があります。
まとめ

本記事では、クレイパックの特徴や選び方、おすすめのクレイパック5選をご紹介しました。
このように、さまざまな種類のクレイがあり、さらにクレイパックの形状も豊富なので、自分に合ったクレイパックが選べます。
洗い上がりがすっきりするものが好みなのか、もっちりしっとりとするものが好みなのかによって選ぶのもおすすめです。
ぜひ本記事を参考にして、クレイパックを探してみてくださいね。
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片平 奈菜
日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ®︎資格・コスメライター®︎資格を持つ美容ライター。エステティシャンと美容部員の経験を活かし、20~40代向けの美容メディアでスキンケアやメイク関連の記事を執筆・監修している。