スキンケア

導入美容液を使ってスキンケアのなじみを良くしよう!選び方やおすすめ10選をご紹介!

導入美容液を使ってスキンケアのなじみを良くしよう!選び方やおすすめ10選をご紹介!

『肌がごわついていて、化粧水やクリームの浸透*が良くない…。スクラブはたまにしているけど、それ以外にはどのようなケアをすれば良いの?』

このように感じている方は多いのではないでしょうか?

スクラブや毛穴ケア以外でおすすめなのは、導入美容液です。導入美容液を使って、肌を柔らかくすることで、その後のスキンケアの浸透*を良くしましょう。

そこで本記事では、導入美容液の特徴や種類、おすすめの導入美容液10選をご紹介します。

どのような種類の導入美容液が自分に合うのかを知りたい方は、ぜひご覧ください。

*角質まで

CONTENTS

  1. 導入美容液ってなに?
  2. 導入美容液の種類
  3. 導入美容液の選び方
  4. 導入美容液を使う際の注意点!
  5. おすすめの導入美容液10選!
  6. まとめ

導入美容液ってなに?

導入美容液とは、スキンケアの最初に付ける美容液のことです。ブースターとも呼ばれています。

肌を柔軟にして、化粧水や保湿クリームなどのなじみを良くしてくれる効果があります。

肌が乾燥している状態だと、スキンケアのなじみが良くないため、まずは角質内にうるおいを与える必要があります。乳液状のものやオイル状のものだと、角質層でよくなじみ、うるおいを保ちます。

また、ピーリング成分が配合されているものだと、肌を柔らげることで浸透*を良くします。

*角質まで

導入美容液の種類

ここでは、導入美容液の種類を解説します。

さまざまなタイプのアイテムがあるのですが、ここでは、さらっとしているタイプからオイルタイプ、炭酸タイプなどの種類を挙げていきます。

どのような肌悩みの方におすすめなのかを見ていきましょう。

さらっとしたタイプ

さらっとした水のようなテクスチャーの導入美容液のことです。

とろみがありすぎると、肌の角質まで浸透していかないという方におすすめです。さらっとしているので、保湿力としては少し物足りないかもしれませんが、その後のスキンケアのなじみを良くするので、最終的にはしっとりとするのでご安心ください。

このタイプは刺激が少ないものが多いため、肌が敏感な方にもおすすめです。

オイルタイプ

オイルタイプの導入美容液は、さらっとしたオイルが多い傾向です。オイルで肌をなめらかにして、スキンケアのなじみを良くします。

また、オイルには肌を保護する効果もあるため、肌に付けた後にオイルが蒸発しにくいのが特徴です。

特に肌が乾燥している方におすすめです。

炭酸タイプ

炭酸タイプの導入美容液は、クリーミーなやさしい泡のものもあれば、バチバチとした濃度の濃い炭酸泡が出るものもあります。

炭酸泡によって巡りを良くすることで、肌がじわじわとほぐれていき、スキンケアのなじみが良い肌へと整えます。

特に皮脂が多い方や毛穴の詰まりが気になる方におすすめです。

ジェルタイプ

ジェルタイプの導入美容液は、みずみずしい水分が多く配合されているので、水分を肌に入れつつ、ぷるんとしたジェルでうるおいを閉じ込めてくれます。

あまり種類は少ないですが、軽やかな仕上がりが好きな方に人気のタイプです。

導入美容液の選び方

ここでは、導入美容液の選び方を解説します。

テクスチャーや成分、香りなどのさまざまな選び方があるので、どのように選べば良いかを知りたい方は、ぜひご覧ください。

テクスチャーで選ぶ

さらっとしている導入美容液の方がすぐに肌になじむので好きな方もいれば、乳液やオイル状になっているものの方が乳化して角質層によくなじむので好きという方もいます。

このように、テクスチャーの好みによって選ぶのも良いでしょう。

成分で選ぶ

導入美容液は、保湿力の高いヒアルロン酸やアミノ酸、セラミドなどが配合されているものが多い傾向です。

また、ピーリング成分が入っているものが良い方は「グリコール酸」や「サリチル酸」などの肌を柔軟にする成分を選ぶと良いでしょう。

オイルタイプだと、ホホバオイルやアルガンオイル、ツバキオイルなどがおすすめです。

肌への刺激になりにくいものを選ぶ

肌が敏感な方や乾燥が気になる方は、なるべく肌への刺激になりにくいものを選ぶと良いでしょう。炭酸タイプだと、シュワシュワとした刺激があるので、さらっとした水のようなテクスチャーのものを選ぶのがおすすめです。

香りで選ぶ

導入美容液には香りがついているものとついていないものがあります。

ほんのり香る程度なら抵抗はないという方は、なるべく天然由来の精油でできた香りが入っているものを選ぶのがおすすめです。香りが苦手な方は、無香料のものを選びましょう。

導入美容液を使う際の注意点!

肌を柔軟にして、スキンケアのなじみを良くしてくれる導入美容液。

しかし、導入美容液を正しく使わないことで、より肌が乾燥してしまう方もいらっしゃいます。ここでは、導入美容液を使う際の注意点を見ていきましょう。

付ける順番を守る

クレンジング→洗顔→導入美容液→化粧水→美容液→保湿クリーム

この順番を守って付けましょう。せっかく化粧水のなじみを良くするために使っているのに、化粧水→導入美容液→美容液の順番に使ってしまうと、効果が半減してしまいます。

導入美容液だけで終わらせない

オイルタイプや乳液タイプのしっとりとしている導入美容液を使っていると、それだけでも肌がしっとりするような感覚になるため、その後のスキンケアをサボってしまう方がいらっしゃいます。

塗った直後はうるおっていても、時間が経つと徐々に肌にうるおいが保てなくなるため、肌が乾燥してしまいます。

必ずその他のスキンケアも併用しましょう。

肌が敏感な方は、ピーリング成分が入っているものには注意!

「グリコール酸」や「サリチル酸」などのピーリング成分が入っている導入美容液は、肌を柔軟にして、スキンケアのなじみを良くするものです。

ただ、肌が敏感な方は、もともと肌が薄くて柔らかい方が多いので、使いすぎると肌に赤みが出たり、痒みが出たりしてしまいます。

敏感肌の方が導入美容液を使う時は、肌を柔軟にするものではなく、肌にうるおいを与えることでなじみを良くするようなアイテムを選ぶと良いでしょう。

おすすめの導入美容液10選!

ここからは、おすすめの導入美容液10選をご紹介します。

上記で解説したような、さらっとしているタイプやオイルタイプなど、さまざまな種類の導入美容液を挙げていきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

リベルズ 導入保湿美容液

ナノサイズのカプセル状の保湿成分が入っている導入美容液です。

角質層の広範囲に保湿成分を浸透させることで肌の保湿効果を高めて、その後に使うスキンケアのなじみを高めてくれます。

保湿成分は『フィトモイストリピッド』が配合されています。とろみのある乳白色のテクスチャーですが、肌になじませるとスッと浸透していきます。

ポンプ式なので簡単に適量が出てくる点も嬉しいポイントですね。香りは柑橘系の爽やかな香りです。

vitec 薬用ホワイトニングオイル VG-1

『ビタミンC誘導体』が配合されている美白*1 オイル美容液です。

また、有効成分のVCIP*2 は、油溶性ビタミンC誘導体の一種です。水溶性ビタミンよりも吸収性に優れているため、角質への浸透力が高いため、導入美容液としてもお使いいただけます。

顔はもちろん、全身に使用できます。日々のスキンケアに足すだけで、美白*ケアを手軽に行うことができます。

オイルタイプなのにベタつかない点やビタミンCが配合されているのにとろみのあるテクスチャーな点が人気の理由です。肌になじませるとグングン角質まで浸透していきます。

その他、抗炎症成分や保湿成分なども豊富に配合されているので、肌を整えながら角質まで浸透するのです。

*1 メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ

*2 テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル(有効成分)

ホメ肌 ヒト幹細胞先行美容液

肌の栄養分をたっぷり含んだ、『ヒト脂肪細胞順化培養液エキス(保湿成分)』が95%も配合されている導入美容液です。

肌の輝きを作り出してくれるので、若々しい肌へと導いてくれます。

テクスチャーはさらっとしていて、肌にスッとなじみます。ベタつきがないのは嬉しいですね。

目元や口元、頬などの乾燥が気になる部分には、重ね付けがおすすめです。

SPEEDIA グラマラスブースターオイル

さらっとしたテクスチャーのオイルタイプの導入美容液です。

保湿成分の『オーストリッチオイル』は、古代エジプト・ローマ時代から薬用として乾燥肌や肌トラブルに使われてきました。

高い浸透誘導効果で、有効成分を角質まで浸透させる効果が高いオイルです。

また、オイルなのにサラサラとしているのですぐに肌になじみます。オイルはベタつくので苦手…。という方にも使っていただきたい商品です。

アラヴィータ ブースターデュオ

なめらかなウォーター層とリッチなオイル層が2層になっている導入美容液です。

ウォーター層には『5-ALA』を、オイル層には『マカダミアナッツオイル』を配合しています。しっとりとコクのあるテクスチャーなのに、角層のすみずみまで浸透します。また、健康的で柔らかい肌へと導きます。

さらに、「乾燥による小じわを目立たなくする」効能評価済みです。気になる目元や口元にぜひお使いください。

アレルギーテスト・スティンギングテスト済み(※全ての方にアレルギーまたは皮膚刺激が起きないというわけではありません。)

SOFINA iP ベースケアセラム<土台美容液>

毛穴よりも小さい高濃度炭酸泡ですっとなじむ導入美容液です。

過酷な乾燥環境でごわつきがちな肌に、角質までうるおいを与えます。

約2,000万個*のクリーミーな炭酸泡がなめらかに広がり肌に密着します。肌をうるおいで柔らかくほぐして、次に使うスキンケアのなじみを良くします。

手のひらで肌に密着させてなじませます。全体になじませたら、手のひらでゆっくりと圧をかけるように押さえましょう。

香りは爽やかなオーシャンエナジーの香りです。

アレルギーテスト済み・肌が敏感な方の協力によるパッチテスト済みです。(※すべての方にアレルギーや皮膚刺激がおこらないというわけではありません。)

*1回あたりの使用量から算出

RMK Wトリートメントオイル

肌を柔らかくするオイル層と角質層をみずみずしく満たすうるおい層がひとつになった導入美容液です。

油性と水性のダブル作用で乾燥を防ぐラッピング効果を発揮します。また、敏感になった肌のバリア機能もサポートするのも特徴です。導入美容液としてだけでなく、美容オイルやマッサージオイルとしても使えます。

オイルは、保湿効果の高いバオバブオイルやアルガンオイルを配合しています。オイルなのにベタつきすぎないテクスチャーなので、使いやすいです。

香りは、オレンジやネロリなどの8種の精油をブレンドしたフローラルシトラスの香りです。スキンケアをしながらリラックスタイムが過ごせますね。

to/one ブースター セラム

洗顔後のまっさらな素肌に、うるおいを巡らせるジェル状ブースターです。

とろみのあるまろやかなジェルが、肌になじんでキメを整えます。 肌を柔らかくして、次に使うスキンケアの角質への浸透をサポートします。

エイジングサインに働きかける* 植物エキスや肌を健やかに保つ海洋微生物由来成分を配合しているので、しっとりとみずみずしい肌へと仕上げます。

キー成分として下記の2つの成分が配合されています。

  • エクトイン(整肌成分):塩湖や海水に生息する微生物がもつアミノ酸。肌にうるおいを与えてバリア機能をサポートします。
  • バチルス発酵物:深海微生物を発酵させて抽出した成分。年齢を重ねた肌をイキイキとした肌へ導きます。

香りは、爽やかなシトラスフローラルハーブの香りです。

*年齢を重ねることによる肌の変化にうるおい・ハリを与えること

KINS BOOSTER

肌を健やかに整える『乳酸桿菌』と『豆乳発酵液』を保湿成分として配合しているブースターです。

アミノ酸などの409種類もの成分が、肌の乾燥を抑えて生き生きとした肌へと仕上げます。さらに酵母エキスやコメ発酵液、コメヌカエキスなどの天然由来の植物成分が、肌にうるおいを与えます。

肌のことを考えて作られたので、界面活性剤や合成香料、着色剤などは使用していません。

お米を菌のチカラで発酵させるコメ発酵液も配合。酒蔵で働く人の肌が若々しくてきれいなことは有名ですよね。抽出したコメ発酵液は、肌にうるおいを与えます。

タカミ スキンピール

まるで水のようなテクスチャーの導入美容液です。

角質層のすみずみまで浸透することで、しっとりとうるおいのある肌へと導きます。毎日使うスキンケアとして続けやすく、他のお手入れを邪魔しないさらっとしたテクスチャーが人気の理由です。

「スキンピール」という名前ですが、決して肌表面を剥がすような成分は配合されていません。肌に刺激を与えすぎず、健やかな美しい肌を引き出します。

肌になじませたら3分時間を置くのがポイント。3分の間に角質層のすみずみにまで浸透していきます。

まとめ

本記事では、導入美容液の特徴や種類、おすすめの導入美容液10選をご紹介しました。

今まで導入美容液を使ったことがない方も多いと思いますが、肌のごわつきをケアしてしっかりとうるおいを角質層まで届ける役割があるため、ぜひ一度試していただきたいです。

今回解説したように、保湿メインの導入美容液もあれば、肌を柔軟にする導入美容液もあります。ぜひご自身の肌状態に合ったアイテムを選んでみてくださいね。

この記事を書いた人

片平 奈菜

日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ®︎資格・コスメライター®︎資格を持つ美容ライター。エステティシャンと美容部員の経験を活かし、20~40代向けの美容メディアでスキンケアやメイク関連の記事を執筆・監修している。