高保湿なリップクリームで保水と保護をして、うるっとした唇に!種類や選び方をご紹介!

『寒い季節になり、唇が乾燥してきたので、より高保湿なリップクリームを探している…。でも、種類がたくさんあるので、どのようなものを選べば良いか分からない…』
このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、リップクリームの特徴や種類、選び方を挙げていき、おすすめのリップクリーム5選をご紹介していきます。
リップクリームの購入を検討されている方は、ぜひご覧ください。
リップクリームの特徴

リップクリームは、唇の乾燥をケアするアイテムです。
オイル成分や保湿成分が、唇に膜を張ることで、水分の蒸発を防ぎつつ外的ダメージからも唇を守ってくれます。
一年中使いたいアイテムではありますが、特に寒い季節には必須アイテムです。ぜひ、唇のお悩みや好みに合ったリップクリームを使ってくださいね。
リップクリームを使うとどうなるの?

リップクリームを使うと、保湿がされてプルプルとした唇になります。
また、唇が荒れている場合は、医薬部外品の抗炎症の有効成分が配合されているものを使うことで、荒れにくくなりますよ。
唇の状態に合った成分が配合されているリップクリームを選ぶと、唇の状態が良くなりますよ。
リップクリームの種類

リップクリームには、化粧品・医薬部外品・医薬品があります。それぞれどのような時に使うと良いのでしょうか?下記でみていきましょう。
- 化粧品:保湿をしたい時に。ほんのりとカラーが付いているものもある
- 医薬部外品:唇の荒れや皮剥けを予防する有効成分が配合されている
- 医薬品:唇の炎症や荒れを抑えてくれる有効成分が配合されている
このような違いがあります。
唇のトラブルを起こりにくくするためには医薬部外品、既にトラブルがある場合は医薬品を使うと良いでしょう。
もし、医薬品を使っても良くならない場合は、皮膚科を受診した方が良いでしょう。
リップクリームの選び方

ここでは、リップクリームの選び方を解説していきます。リップクリームの形状や成分、香りなど、さまざまなこだわりポイントがありますので、どのように選べば良いか分からない方は、ぜひご覧ください。
リップクリームの形状で選ぶ
リップクリームには、スティックタイプ・チューブタイプ・バームタイプの3つの種類があります。下記で見ていきましょう。
スティックタイプ
デイリー使いにおすすめのスティックタイプ。塗った後のベタつき感が少ないため、メイクの前や寝る前に使いやすいのが特徴です。
チューブタイプ
リップグロスのようなツヤ感のあるテクスチャーのチューブタイプ。美容成分が豊富に配合されているものが多く、油膜で唇を保護してくれます。
バームタイプ
高保湿成分が豊富に配合されているバームタイプ。シア脂やミツロウなどの天然由来成分も入っているものが多いです。硬めのテクスチャーですが、唇に乗せるとスッとなじんで塗りやすいのが特徴です。
また、油分が多いワセリンが配合されているものもあります。特に唇の乾燥が気になっている方におすすめです。
ただ、手で取って唇に塗るため、外出時には使いにくいことも…。
保湿成分で選ぶ
唇の乾燥が気になるかたは、ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなどの保湿成分が豊富に配合されているものを選ぶと良いでしょう。
また、天然由来成分のミツロウやホホバオイル、ヒマワリ種子油なども入っているとなお良いです。
有効成分で選ぶ
唇の荒れや皮剥け、日焼けなどの炎症がある方は、抗炎症の有効成分グリチルリチン酸やアラントインなどが配合されているものを選ぶと良いでしょう。
テクスチャーで選ぶ
リップクリームは、柔らかいものから硬めのものまで、さまざまなテクスチャーがあります。
硬いから保湿力が高いということではないので、お好みのテクスチャーを選ぶと良いでしょう。
硬いものだと唇への摩擦が心配なので、なるべく柔らかめのテクスチャーが良いですよ。
ただ、夏場は柔らかすぎると溶けてしまって塗りにくくなるので、その時の気温によって変えるのも良いかもしれませんね。
香りで選ぶ
唇は鼻に近いため、好きな香りのものを選ぶと良いでしょう。
バニラやはちみつ、フローラル、ミントなどさまざまな香りのリップクリームが販売されていますので、お気に入りの香りを見つけてみてくださいね。
唇に付けるものなので、香りが付いているのが苦手な方は、無香料のものを選ぶと良いでしょう。
色付きの有無で選ぶ
リップクリームは、保湿だけでなく、唇にほんのり色を足すためにも使えます。
学校や仕事などで濃いカラーの口紅を塗るのに抵抗がある方は、色付きリップクリームを使うことで、ナチュラルな印象に仕上がります。
唇が荒れやすくて口紅が塗れない方にも嬉しいですね。
価格で選ぶ
リップクリームは、ドラックストアなどで販売されているプチプラアイテムからデパコスブランドのアイテムまでさまざまな価格帯のものがあります。
美容成分の量や香り、パッケージデザインなどにこだわりたい方は、デパコスブランドのリップクリームを選んでみると良いでしょう。
UVカット効果の有無で選ぶ
顔や身体には日焼け止めを塗るのに、唇のUVケアはしていないという方が多くいます。
唇も日焼けをしますし、皮剥けや荒れの原因になるので、なるべくUVカット効果のあるリップクリームを選ぶと良いでしょう。
リップクリームの正しい使い方

ここでは、リップクリームの正しい使い方を解説していきます。
リップクリームの塗り方は知っているよ!という方も、実は間違った方法で使っているかもしれないので、ぜひご覧ください。
- リップクリームを温める
- リップクリームを縦方向に塗る
- 乾燥が気になる時は、ラップでパックをする
このような手順で行います。
寒い季節だとリップクリームが硬くなってしまっていることがあります。そのまま唇に塗ってしまうと、摩擦で唇に刺激を与えてしまいます。
手のひらでリップクリーム全体を温めてから使うことで、少しとろけて使いやすくなりますよ。
また、唇は縦シワがあります。よくリップクリームを横方向に塗っている方が多いのですが、実はそれは間違い!
シワに沿って縦方向に塗ることで、より美容成分がなじんでいきやすいのです。
おすすめのリップクリーム5選をご紹介!
ここからは、おすすめのリップクリーム5選をご紹介していきます。
上記で挙げたように、さまざまな種類のリップクリームをご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
Preum オーガニックバーム

厳選された天然由来成分が配合されている、バームタイプのリップクリームです。
シアバター・マルラオイル・モリンガ オイル・アルガンオイルの4種類の天然由来のオーガニックオイルを配合しているので、唇にしっとりとしたうるおいを与えます。
唇だけでなく、指先や甘皮のケア、かかとケア、ヘアワックスとしてもマルチに使えます。これだけの用途があるので、一つ持っていると安心ですね。
体温で温めてから使うと伸びが良くなり、塗りやすくなりますよ。オイル状に変化していったら肌になじんだサインです。
爽やかなオレンジの香りは気分転換にも最適です。
下記の5つの成分は配合されていません。
- 着色料
- 香料
- 鉱物油
- アルコール
- パラベン
また、アレルギーテスト済みとなっています。肌や唇が敏感な方にも使っていただきやすいアイテムです。
※全ての方にアレルギーが起きないというわけではありません
&be モイストリップクリーム

唇の荒れを防いで、なめらかに整える保湿リップクリームです。
唇にハリを与える保湿成分のアセチルヒアルロン酸Naや唇の荒れを防ぐ植物由来オイル成分のアミノプロパンジオールエステルズ、うるおいバリアを守る保湿成分のラウロイルグルタミン酸ジが配合されています。
ツヤ・ハリのあるみずみずしい唇へと整えます。
また、微細なシルバーパールと偏光パールをブレンド配合しているので、パールが縦ジワをカバーして、ふっくらとした唇を演出してくれます。
テクスチャーは、スティックタイプには珍しく、とろけるように柔らかいのが特徴です。唇に密着してなじむので、リップ下地としても使えます。
肌にやさしさにこだわって作られているので、下記の7つの成分は無添加となっています。
- 石油系合成界面活性剤
- 紫外線吸収剤
- エタノール
- パラベン
- 合成酸化防止剤
- 着色料
- 香料
これらの成分が入っていないので、唇が荒れやすい方でも使いやすいのが嬉しいですね。
キールズ リップバーム

乾燥しやすい唇を守って、しっとりと仕上げるリップバームです。
チューブタイプで柔らかくて伸びの良いリップグロスのようなテクスチャーです。
スクワラン、アロエベラエキスなど保湿成分を配合。外的刺激から唇を保護して、うるおいを保ちます。
お使いのリップカラーの邪魔をしない透明カラーのリップなので、唇全体に伸ばしてツヤを与えます。
主要成分は下記の3つの成分です。
- スクワラン(保湿成分):オリーブ由来の保湿オイル。ヒトの皮脂に似ているので、肌になじみやすい
- ワセリン(保湿成分):肌表面に保護膜を作り、水分の蒸散を抑える。唇の保湿剤として最適
- アラントイン(整肌成分):小麦の芽やコンフリーの葉、根などに含まれる植物由来の成分。肌を穏やかに整える
また、香りは下記の全5種類があります。
- オリジナル
- ミント
- ペア
- クランベリー
- マンゴー
これらの香りの展開があります。特に、ペアやクランベリーなどが人気なようです。
DHC 薬用リップクリーム

一度は使ったことがあるという方が多い、人気のDHC 薬用リップクリーム。
高い保湿力で唇にうるおいを与えつつ、薬用成分で荒れや乾燥を防ぎます。
保湿成分のオリーブバージンオイルとアロエエキス、抗酸化剤のビタミンEが配合されています。
テクスチャーは、ベタつかず軽い塗り心地です。うるおいとツヤを叶えてくれるので、まるでリップ美容液やリップグロスを塗ったようなツヤ感に。
口紅の前に使えば乾燥を防ぎ、口紅の後に使えばナチュラルな輝きを与えます。
また、唇にやさしい成分で作られているので、香料・着色料・パラベンが無添加となっています。
そして、定番の『DHC 薬用リップクリーム』の他に、敏感肌用の『DHC 薬用リップクリームセンシティブ』も販売されているのです。
こちらは唇が荒れがちな方に向けて作られたアイテムで、保湿成分のオリーブバージンオイルやアロエエキス、セラミド、ホホバ油、抗酸化剤のビタミンEが配合されています。
コラリッチ リップジェル

うるおってふっくらとする、唇用美容液です。
カサつきがちな唇をツヤツヤなめらかに仕上げながら、唇をふっくらとボリュームアップします。
唇にハリがなくなったり、乾燥によるくすみなどの加齢サインに働きかける、ボリュームアップペプチド(保湿成分)を配合しています。
そのため、みずみずしくふっくらとした唇に導きます。
唇は、皮脂腺がないので乾燥しやすい部位です。コラリッチ リップジェルは、荒れやすい唇にマッチした成分を厳選して配合しています。
ふっくらとした唇に導くために、下記の保湿成分が配合されています。
- カサカサ唇をなめらかに:月見草オイル・ホホバオイルで、唇にバリアの役割をする
- 唇がふっくらうるおう:皮脂型コラーゲンでうるおいを与えて、ヒアルロン酸で保水力UP、ハチミツで唇をなめらかに仕上げる
- 紫外線ダメージをケア:ナツメヤシ種子エキス・ハイビスカス花発酵液・ローズマリー葉エキス・カミツレ花エキスで、紫外線が気になる時にも潤った唇を保つ
これらの成分が配合されています。これだけ豊富な成分で、唇の保護やうるおいができるのは嬉しいですね。
また、デリケートな唇のために作られているので、香料・着色料・鉱物油・防腐剤は無添加となっています。さらにアレルギーテスト済みです。
※全ての方にアレルギーが起きないというわけではありません
まとめ

本記事では、リップクリームの特徴や種類、選び方を挙げていき、おすすめのリップクリーム5選をご紹介しました。
リップクリームには、化粧品・医薬部外品・医薬品の3つの部類があり、唇の状態に合わせて選ぶことが大切です。
また、形状やテクスチャー、香りなどのこだわりたいポイントもあります。ぜひ本記事を参考にして、ご自身に合ったリップクリームを探してみてくださいね。
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片平 奈菜
日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ®︎資格・コスメライター®︎資格を持つ美容ライター。エステティシャンと美容部員の経験を活かし、20~40代向けの美容メディアでスキンケアやメイク関連の記事を執筆・監修している。