メイクの仕上げに使うルースパウダーで、メイクヨレを防ごう!選び方やおすすめをチェック!

『ルースパウダーを使ってみたいけど、肌が乾燥してしまわないか心配…。どのようなルースパウダーを選べば良いのかを知りたい』
このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか?
確かにルースパウダーはお粉なので、肌の状態によっては乾燥が気になってしまう場合もありますよね。
そこで本記事では、ルースパウダーの特徴や選び方、おすすめのルースパウダー5選をご紹介していきます。
ルースパウダーの購入を検討されている方は、ぜひご覧ください。
ルースパウダーの特徴

ルースパウダーとは、固められていないパウダー状のフェイスパウダーのことをいいます。
メイク下地やリキッドファンデーションなどの後に使うアイテムで、メイクを肌に密着させてメイクヨレを防いでくれます。
ふんわりと自然な仕上がりになるので、ナチュラルメイクをしたいという方におすすめです。
ルースパウダーを購入するか迷っている方へ!

『ルースパウダーってテカリが気になる人が使うものじゃないの?私は乾燥肌だから使わなくても良い?』
このように思っている方も多いはずです。確かに、乾燥が気になる方や冬の季節には必要ないものだと思う方もいます。
しかし、ルースパウダーを使うことでメイクヨレを予防してくれたり、紫外線やブルーライトから肌を守ってくれたりなどの効果があります。
商品によってサラッとしているものから美容成分が豊富に配合されているものまであるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ルースパウダーの種類

ルースパウダーという名前の他に、フェイスパウダーやルーセントパウダー、フィニッシングパウダーなど、さまざまな名前があります。
一体どのアイテムのこと?と疑問に思う方も多いでしょう。
ここでは、名前によって少しずつ違うアイテムを解説していきます。どのアイテムを探せば良いのかが分からない方は、ぜひご覧ください。
- フェイスパウダー:粉状のファンデーション全般のこと
- ルースパウダー:細かいパウダー状のファンデーションで、皮脂を吸着してメイクヨレや肌のテカリを防ぐ
- ルーセントパウダー:用途はルースパウダーと同じ。カラーが無色透明なのが特徴
- フィニッシングパウダー:上記のパウダー状のファンデーション全般を指す名前
このような種類があります。ブランドによっても表記は異なりますので、購入前に確認してくださいね。
ルースパウダーの選び方

ここでは、ルースパウダーの選び方を解説していきます。
ルースパウダーは、質感やカラー、成分などのさまざまな選び方があります。下記でどのような選び方があるのかを見ていきましょう。
仕上がりの質感で選ぶ
ルースパウダーはお粉なので、マットにしか仕上がらないと思っている方が多いのですが、実はパールが入っているものだとツヤ感のある肌に仕上がります。
パールが入っていないパウダーだと、大人っぽい落ち着いた印象になりますし、パールが入っているパウダーだと、ツヤ肌になるので、乾燥が気になる方でもカサついて見えません。
このように、仕上がりの質感の好みで選ぶと良いでしょう。
カラーで選ぶ
ルースパウダーには、ベージュ系のカラー以外に、ピンクやパープルなどのさまざまなカラーのものが販売されています。
下記でそれぞれのカラーを使うとどのように仕上がるのかをまとめていきます。
- ベージュ:リキッドファンデーションとのなじみを良くするカラー。カバー力がある
- ピンク:血色のある肌に仕上げるカラー
- パープル:透明感のある肌に仕上げるカラー
- ノーカラー:見た目は白色ですが、肌に乗せると無色透明になるカラー。肌を明るく見せたい方や元の肌の色味を活かしたい方におすすめ
このようなカラーがあります。特におすすめなカラーは透明感が出るパープルです。
BBクリームやリキッドファンデーションは、ベージュカラーのものが多いため、ルースパウダーでも同じような色味を乗せてしまうと、顔色がくすんで見えてしまうことがあるのです。
パープルを使うことで、透明感のある華やかな印象になるのでおすすめです。
機能で選ぶ
皮脂崩れ防止の成分や高保湿な成分など、さまざまな機能がありますので、肌悩みに合った機能を選ぶと良いでしょう。
特に皮脂が気になる方は、皮脂崩れ防止成分が入っていると、メイクが崩れにくくなるのでおすすめです。
反対に、肌の乾燥が気になる方は、美容成分が豊富に配合されていて、肌にうるおいを保ってくれるパウダーもあります。
このように、肌悩みに合った機能を選んでくださいね。
UVカット効果の有無で選ぶ
BBクリームやリキッドファンデーションに、UVカット効果が付いているものが多いですが、ルースパウダーにも入っていた方が便利です。
なぜなら、少しだけ外に出る時にルースパウダーだけで済ませることもあるからです。もし、ルースパウダーにUVカット効果が入っていれば、日焼け止めを塗る必要がなく、1つの工程だけで完成します。
また、日焼け止めは塗り直さなければいけないですが、ベースメイクをしていると、直しづらいですよね。そのような時にルースパウダーにUVカット効果が付いていれば、パウダーを上から足すだけで済むので重宝しますよ。
ルースパウダーの正しい使い方

ここでは、ルースパウダーの正しい使い方を解説していきます。
ルースパウダーは、ベースメイクの最後に使います。どのような手順で使うのかを見ていきましょう。
- メイク下地やリキッドファンデーションを塗る
- ルースパウダーの蓋にパウダーを適量出す
- 付属のパフやフェイスブラシでTゾーンを中心になじませる
- パフやブラシに付いた余ったパウダーでその他の部分にもなじませる
このような手順で行います。蓋に一度出してから使うことで、付けすぎ防止になります。
また、顔全体に同じ量を塗ってしまうと、マットな肌になり、乾燥が気になってしまうことも…。顔の中心に塗ってから徐々に外側になじませると自然に仕上がりますよ。
パフで付けるとしっかりとパウダーが密着し、ブラシで付けるとナチュラルな柔らかい仕上がりになります。
おすすめのルースパウダー5選をご紹介!
ここからは、おすすめのルースパウダー5選をご紹介していきます。
上記で挙げたように、さまざまな種類や選び方のルースパウダーをご紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。
ベージュプラス グロウルースパウダー

ベースメイクの仕上げにふんわりと肌にのせるだけのルースパウダーです。
肌の凸凹や毛穴をカバーして、パール配合でくすみや黄みを飛ばして明るく透明感のあるツヤ肌へと導きます。
保湿効果もあるため、乾燥が気になる方にもおすすめです。また、もちろんテカりやベタつき、メイク崩れが気になる方にも使っていただけます。
天然由来成分99%配合なので、肌が敏感な方でも使いやすいのが嬉しいですね。
メイクをしながらスキンケアができます。
皮膚コンディショニング剤として、ナイアシンアミドやホホバ種子油、オリーブ果実油が配合されています。
また、キウイエキスは保湿や美白ケアをしてくれて、ドクダミエキスは肌荒れをケアしてくれます。
汗や水に強いので、メイクがヨレにくいのが特徴。ヨレにくいのに、石鹸で落とせるのも嬉しいポイントですね。
グロウルースパウダーの専用パフは、肌触りが良く弾力があり、パウダーを薄く均一になじませて密着力もアップしてくれます。
カラーは、ペールライラックとルーセントベージュの2色展開です。どちらのカラーも白浮きしにくいナチュラルなカラーです。
- ペールライラック:肌に血色感を与えるピンクと透明感を与えるブルーの良いとこ取りをしたパープルカラー。
- ルーセントベージュ:赤みをおさえてナチュラルなツヤ肌に仕上がる。ワントーン明るい肌に。
さらに、下記の8つの成分は配合されていません。
- パラベン
- シリコン
- アルコール
- 紫外線吸収剤
- 鉱物油
- 石油系界面活性剤
- 合成香料
- 合成着色料
コスメデコルテ フェイスパウダー

オーガニックシルクパウダー配合で、シルクのような軽くなめらかなタッチで、肌に溶けこむフェイスパウダーです。
毛穴をふんわりと隠して、思わず触れたくなるような肌へと仕上がります。素肌そのものが美しくなったような、キメ細かい肌が長く続きます。
また、豊富な植物エキスを配合しているので、乾燥しやすい肌にもしっとりやさしく包みこみます。
毛穴をソフトフォーカスさせて、素肌から美しく魅せる上質な透明感をもたらします。
カラーは、下記の6種類があります。
- 00:無色透明。素肌のようなツヤが出る
- 11:上の00のカラーにパールを足したようなカラー
- 80:血色感のあるツヤ感ピンク
- 10:マットなライトベージュカラー
- 12:ナチュラルな標準色
- 30:ツヤのあるダークベージュカラー
このようなカラー展開があります。人気カラーは11番や80番です。パールが入っているので、可愛らしい印象に仕上がります。
ETVOS ミネラルルーセントパウダー

メイクしたてのふんわりエアリー肌が続くルーセントパウダーです。
余分な皮脂を吸着する「シリカ」を配合しているので、肌がサラサラとします。メイクの仕上げやメイク直しの時に使うだけで、メイク崩れがしにくくなりますよ。
また、粒子の細かいパウダーが肌の凹凸や毛穴を目立ちにくくしてくれます。仕上がりはセミマットなので、マット過ぎるパウダーが苦手な方でも使いやすいです。
ルーセントパウダーなので、無色透明なカラー。付けたては白いのに、時間が経つと肌の色に自然になじんできます。
下記の7つの成分は配合されていません。
- 界面活性剤
- 鉱物油
- シリコン
- タール系色素
- 香料
- 防腐剤
- アルコール
これらの成分が無添加なので、肌が敏感な方でも使いやすいのが嬉しいですね。また、石鹸でオフできるのもポイントです。
ゲラン メテオリット ビーユ

丸いボールがたくさん入っているフィニッシングパウダーといえば、ゲランのメテオリット ビーユですよね。
6色のカラーボールをブラシで混ぜ合わせることで、肌色を美しく補正して輝きを放つ肌へと仕上げます。
通常、肌に吸収されてしまっている青い光を反射することで明るく透明感のある肌色を叶えます。
ベースメイクの後に顔の曲線部分にパウダーを乗せていきます。額の中心から頬骨の上、鼻筋からあごにかけても乗せます。
カラーは、下記の3種類あります。
- 02 クレール:パープルやグリーン、シルバー、ピンクなどの明るいカラー
- 03 ミディアム:明るめのブラウンやピンク、イエローなどの中間カラー
- 04 ドレ:暗めのブラウンや濃いピンク、ベージュなどの暗いカラー
これらのカラー展開となっています。
フィニッシングパウダーとなっていますが、ハイライトやシェーディングとしても使えます。人気カラーは02 クレールです。
香りは、うっとりするような、ほんのりバイオレットの香りが付いています。
ジルスチュアート グロウインオイル ルースパウダー

肌に透明感とツヤ肌を与える、美容オイル配合のオイルインルースパウダーです。
4種のオーガニックエッセンス(ホホバオイル・シアバター・ムルムルバター・ノバラエキス)が配合されているので、肌に自然になじみ、しっとり感が続きます。
さらに保湿成分として、ローズマリーエキス・ラベンダーオイル・アボカドオイルも配合。
また、ダイヤモンドを砕いて研磨したグロウダイヤモンドパウダーで、肌に繊細な輝きを与えて、クリスタルグロウパールが均一なツヤを叶えます。
うるおいだけでなく、皮脂吸着球状パウダーが皮脂を吸着してくれるので、サラサラの状態を長時間キープします。テカリが気になる方でも使っていただけます。
カラーは下記の2色展開です。
- 01 natural glow:ゴールドとシルバーのパールの美しいツヤ
- 02 lucent lavender:パープルとシルバーのパールの上品なツヤ
香りは、ジルスチュアートで人気なクリスタルフローラルブーケの香りです。また、アルコールとパラベンは配合されていません。
まとめ

本記事では、ルースパウダーの特徴や選び方、おすすめのルースパウダー5選をご紹介しました。
ルースパウダーには、さまざまな種類や選び方があることがわかりました。
肌の乾燥が気になる方にも使いやすいように、美容成分が入っているものもあるのが嬉しいですね。
ぜひ本記事を参考にして、ご自身の肌に合うルースパウダーを探してみてくださいね。
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片平 奈菜
日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ®︎資格・コスメライター®︎資格を持つ美容ライター。エステティシャンと美容部員の経験を活かし、20~40代向けの美容メディアでスキンケアやメイク関連の記事を執筆・監修している。