BBクリームとCCクリームの違いは?選び方やおすすめをご紹介!

『マスクをしているので、ベースメイクを軽めにしたい。BBクリームとCCクリームにはどのような違いがあるのかが知りたい』
このように思っている方も多いのではないでしょうか?確かに近年では、薄めの下地だけでベースメイクをする方が増えてきました。
そこで本記事では、BBクリームとCCクリームの違いや選び方、おすすめのアイテムをご紹介します。
新しいベースメイクアイテムを検討されている方は、ぜひご覧ください。
BBクリームとCCクリームの違いは?

ここでは、BBクリームとCCクリームの違いについて解説していきます。
BBクリームはなんとなくイメージできる方も多いと思いますが、CCクリームについてはどのようなものか知らない方も多いはずです。下記でそれぞれどのような違いがあるのかを見ていきましょう。
BBクリーム
BBクリームとは、「傷んだ肌を修復する(ブレミッシュバルム)」という意味があります。
元々は、肌の赤みをカバーしたり炎症を抑えたりする成分が入っていたのですが、近年では、それらの成分が入っていなくても、BBクリームとなっているアイテムがほとんどです。
リキッドファンデーションよりも軽めでしっとりとうるおうなどの特徴があります。
CCクリーム
CCクリームとは、カラーコントロールクリームの略です。
上記のBBクリームに比べてさらに軽いテクスチャーで、美容成分が多く配合されています。肌色補正をしたい方や肌の乾燥が気になる方は、CCクリームを使ってみると良いでしょう。
肌悩みや肌タイプに合った選び方

ここでは、BBクリームやCCクリームを選ぶ際のポイントを解説していきます。肌悩みやなりたい肌タイプに合ったアイテムを選ぶために、ぜひご覧ください。
ベースメイクを1つのアイテムで完成させたい
ベースメイクには、下地やコンシーラーリキッドファンデーション、パウダーファンデーションなど、さまざまなアイテムがありますが、1つのアイテムで完成させたい方は、カバー力の高いBBクリームがおすすめです。
隠したいシミやクマ、ニキビがある
シミやクマなどがある方は、比較的こってりとしたテクスチャーのBBクリームがおすすめです。カバー力があるBBクリームならコンシーラーやパウダーファンデーションを使わなくてもきれいに仕上がります。
CCクリームで肌色補正がしたい
血色感のある肌にしたいなら、ピンクカラーのCCクリームがおすすめです。
また、透明感が演出できるカラーはパープル系、肌の赤みを隠すにはグリーン系など、肌の悩みやなりたい肌によって選び方が異なります。
近年特に人気なカラーはパープルカラー。自然に肌を明るく見せたり透明感のある肌になれるのでおすすめです。
UVケアがしたい
BBクリームにもCCクリームにも、UVカット効果が入っているものはあります。アイテムによって異なるので、UVケアの表記がされているかをチェックしてみましょう。
BBクリームやCCクリームに日焼け止め成分が入っていると、日焼け止めを塗る手間が省けるので、なるべく日焼け止め成分が入っているものを選ぶと良いですよ。
石鹸でオフしたい
CCクリームは、ナチュラルなものが多いため、アイテムによっては石鹸でオフできるものもあります。パッケージに「石鹸オフ」や「クレンジング不要」などと記載があるか見てみましょう。
おすすめのBBクリーム・CCクリーム10選をご紹介!
ここからは、おすすめのBBクリーム・CCクリームをご紹介していきます。
BBクリームとCCクリームを5商品ずつ挙げていきますので、どのようなアイテムがあるのかを知りたい方は、ぜひご覧ください。
SONOKO ライトアップBB

ひと塗りで肌本来が持っているようなツヤを実現する「光学美白*」のBBクリームです。
素肌のように軽いテクスチャーですが、くすみや毛穴をしっかりカバーします。リッチな美容液成分が肌を若々しい印象に1日中保つのも特徴です。
異なる効果を発揮する「光学美白*パウダー」が、肌の凹凸やくすみ、色ムラをカバーして、美しい肌に見せてくれます。
軽い付け心地の理由は、独自配合の微粒子パウダーが配合されているためです。伸びが良いので、肌の凹凸を滑らかに整えます。
また、肌がテカってしまうとお悩みの方に嬉しいのが、皮脂吸収パウダーが配合されていることです。テカリやメイク崩れを防いで、塗りたての美しさが長時間持続します。
美容液成分が豊富に配合されているので、メイクをしながらハリ感や透明感がUPします。
カラーは、ナチュラルオークルとピンクの2色展開。
ナチュラルオークルは、ナチュラルメイクをお好みの方や気になる肌トラブルを自然にカバーしたい方、ツヤ感のある仕上がりにしたい方におすすめのカラーです。
ピンクは、華やかな印象に見せたい方や明るめの仕上がりがお好みの方、透明感のある肌に見せたい方におすすめのカラーです。
*メイクアップ効果による
ベージュプラス スキンベールBB

美容成分を配合しているので、美容液のようなうるおい感のあるBBクリームです。
肌に塗ることでメイクアップ効果が出るため、シミやくすみをカバーして透明感のある自然なツヤ肌へ仕上がります。
これ1つで下記の5つの機能があります。
- 化粧下地
- 美容液
- ファンデーション
- 日焼け止め
- コントロールカラー
これらの機能があるため、BBクリーム一つでメイクを完成させることが可能です。
また、パラベンやシリコン、アルコールなどの9つのフリー処方なので、肌が敏感な方でも使いやすいのも特徴です。
カラーはピンクオークルとオークルの2色展開です。香りはゼラニウムの香りです。
ナチュラグラッセ モイスト BBクリーム

メイクアップ効果でくすみや毛穴をカバーし、うるおいのあるすべすべな肌へ仕上がるBBクリームです。
肌に必要なものをバランスよく与える『バオバブ』と肌の保湿・保護・肌荒れ防止効果に優れた『トウキンセンカ花エキス』を配合しています。デリケートな敏感肌にもやさしく働きかけます。
また、肌に影響を与えるといわれている、パソコンやスマートフォンから発せられるブルーライトから肌を守るために、マリーゴールドから抽出された『ルテイン(成分名:キサントフィル/保湿)』を配合しています。
BBクリームでブルーライトから守る機能があるのは、現代社会では嬉しいポイントですね。
カラーは、01 ライトベージュ 02 ミディアムベージュ 03 ヘルシーベージュの3色展開です。SPF43・PA+++のUVカット効果があります。
ラ ロッシュ ポゼ UVイデア XL プロテクションBB

SPF50+・PA++++、ロングUVA対応のBBクリームです。
紫外線から肌を守りながら、気になる部分をカバーしてツヤのある肌へと仕上がります。
さらに、紫外線や大気中物質*の付着から肌を守って、健やかな肌に整える成分や肌を柔らかくして、肌本来の機能をサポートする『ラ ロッシュ ポゼ ターマルウォーター(整肌成分)』を配合しています。
カラーは下記の2色展開です。
01 ライト:透明感のある仕上がり。色白の方やピンク系のベースが好きな方におすすめです。
02 ナチュラル:健康的で自然な仕上がり。黄色系の肌の方におすすめです。
*すべての大気中物質を指すわけではありません。
オンリーミネラル ミネラルエッセンスBBクリーム

ミネラルと植物エキスが配合されているので、美容クリームのようなみずみずしさと優しさのBBクリームです。
ミネラルと植物由来エキス(インペラトリア葉エキスやエピロビウムフレイスケリエキス)、エイジングケア*成分(セラミド3種や植物エキス、ビタミン、シアバター)などを配合することで、肌にうるおいを与えるのにベタつかないロングラスティング処方となっています。
肌の気になる部分をカバーしながらツヤと透明感あふれる仕上がりを実現しました。ノンシリコン処方で、石けんでも落とせるのも特徴です。
UVカット効果はSPF25・PA++。カラーは下記の3色展開です。
オークル:標準的な肌色
ライトオークル:明るい肌色
ナチュラルベージュ:ピンク系の標準的な肌色
*年齢に応じたケアのこと
エテュセ フェイスエディション スキンベース フォードライスキン

肌に心地良い、水ベースのトーンアップ下地です。
美容液成分が80%配合されているので、うるおいが持続します。
美容液成分として、保湿成分の『Wヒアルロン酸(アセチルヒアルロン酸Na・ヒアルロン酸Na)』を配合しており、さらに天然由来うるおい成分として『カミツレエキス』・『ローズマリーエキス』・『グリセリン』も配合しています。
毛穴の凹凸の影を光で飛ばして、毛穴が目立たない、透明感のある肌に仕上げます。『ポアクリアパウダー』と『血色コントロールパウダー』が配合されています。カラーはトーンアップピンクです。
また、肌荒れ防止のために『ミネラルパウダー』、化粧くずれやテカリを防ぐために『テカリ吸収パウダー』が配合されています。
SPF25・PA++で、洗顔料で落とせるのも特徴の一つです。
ドクターシーラボ CCパーフェクトクリーム ベース

気になる部分をカバーしながら、メイクアップ効果で透明感のある艶肌をキープするSPF50+・PA++++のCCクリームです。
肌トーンを均一に整えるトーンアップパウダー*1と、さらっとした仕上がりが持続する皮脂吸着パウダー*2を配合しています。
また、美容液成分*3配合で、肌にハリとツヤ感を与えてくれます。メイクをしながらスキンケアも可能な化粧下地です。
無香料・無合成着色料・無鉱物油・パラベン・アルコールは配合されていないため、肌が敏感な方にもお使いいただけます。
アレルギーテスト済みです。(※すべての方にアレルギーが起きないというわけではありません)
*1 酸化チタン、マイカ(整肌成分)
*2 シリカ(整肌成分)
*3 加水分解コラーゲン、水溶性コラーゲンクロスポリマー、水溶性コラーゲン、加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAP、ポリクオタニウム-51(保湿成分)
dプログラム 薬用スキンケアベースCC

ニキビや肌荒れを防ぐ薬用化粧下地CCクリームです。
CCクリームを付けることで、肌色補正や毛穴を目立たなくします。また、ニキビや肌荒れを防ぐスキンケア効果があるため、なめらかな素肌へと導きます。
SPF20・PA+++ のUVカット効果があり、紫外線吸収剤は不使用です。
カラーは下記の2色展開です。
ミディアムベージュ:シミ、そばかす、くまが気になる肌をカバー&コントロール。
ブルーグリーン:赤みやニキビ跡の気になる肌をカバー&コントロール。
ベビーピンク:くすみやすい肌をカバー&コントロール。
パラベン(防腐剤)フリー、アルコール(エチルアルコール)フリー、鉱物油フリーとなっています。また、敏感肌の方のご協力によるパッチテスト済みです。(※すべての方に皮ふ刺激が起きないわけではありません。)
ジルスチュアート エアリーティント ウォータリーCCクリーム UVヴェール

ほんのりとした血色感とピュアな透明感を実現する、みずみずしいCCクリームです。
スキンケア効果で、肌をみずみずしくうるおわせながら、毛穴や色ムラを自然にカバーしてくれます。
また、これ1本でスキンケアとファンデーションの機能があるので、時短をしたい方やメイク初心者でも簡単に美しいベースメイクが完成します。さらに、SPF50+・PA++++なので、CCクリームの前に日焼け止めを付ける手間が省けます。
ほんのりと血色感のあるピンクベージュです。カラーは01 light floral beige 02 natural floral beige 03 blooming floral beigeの3色展開で、透明感と自然な血色感のある肌に導きます。
バルーン球状パウダーが、光を反射させて毛穴や色ムラをソフトフォーカスさせ、ふんわりと美しい仕上がりを叶えます。
香りは、ジルスチュアートで人気なクリスタルフローラルブーケの香りです。
コスメデコルテ サンシェルター トーンアップCC

ナチュラルなカバー力で肌をケアし、ツヤとうるおいに満ちた肌へと導くトーンアップCCクリームです。
毛穴や凹凸は、ソフトフォーカス効果でしっかりカバーします。なめらかなテクスチャーで、内側からうるおいが感じられるようなツヤ感のある仕上がりに。
SPF50+・PA++++で紫外線をカットできるだけでなく、微粒子をブロックして環境ストレス因子からも肌を守ります。
香りは、さわやかなフレッシュハーバルグリーンフローラルの香りです。
アレルギーテスト済み(※すべての方にアレルギーが起きないというわけではありません。)
カラーは、下記の3色展開となっています。
01 ライトベージュ
02 ベージュ
10 ラベンダーローズ
まとめ

本記事では、BBクリームとCCクリームの違いや選び方、おすすめのアイテムをご紹介しました。
しっかりカバーしたい方はBBクリームがおすすめで、ナチュラルに仕上げたい方や肌色補正がしたい方は、CCクリームを選ぶと良いでしょう。
ぜひ本記事を参考にして、ご自身の肌に合ったアイテムを探してみてくださいね。
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片平 奈菜
日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ®︎資格・コスメライター®︎資格を持つ美容ライター。エステティシャンと美容部員の経験を活かし、20~40代向けの美容メディアでスキンケアやメイク関連の記事を執筆・監修している。