元美容部員が教える!アイシャドウの塗り方ポイントとおすすめアイテムをご紹介!

『アイシャドウの塗り方っていろいろあるけど、どれが似合うか分からない…。どのような塗り方があるの?』
このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか?確かに、横グラデーションや縦グラデーション、ワンカラーなどたくさんの塗り方があるので、迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、アイシャドウの塗り方のポイントやおすすめのアイシャドウをご紹介します。アイシャドウの塗り方が分からないという方は、ぜひご覧ください。
アイシャドウを塗る時に使うツールは?

まずは、どのようなツールでアイシャドウを塗るのかを決める必要があります。アイシャドウに使うツールは下記のアイテムがあるので見ていきましょう。
- アイシャドウブラシ
- チップ
- 指で塗る
このようなアイテムがあります。それぞれ詳しく解説します。
アイシャドウブラシ
アイシャドウブラシは、ふんわりとアイシャドウを乗せたい時に使います。
ブラシのサイズはアイホール全体に乗せる用の大きめのブラシと、中間色や締め色に使える小さめのブラシがあります。
用途に合わせて使えるので数本持っていると良いですね。
チップ
スポンジ素材でできているチップのことです。
よくアイシャドウパレットの中に付属されていることが多いです。ブラシで付けるよりも濃い発色になるので、締め色を使う時に使いやすいツールです。
指で塗る
上記のツールを使わずに、指で塗る方法もあります。
指で塗ることで、肌への密着度が増して、ヨレにくくなります。また、メイクに慣れている方は、簡単にぼかせるのでおすすめです。
また、パウダーアイシャドウよりもクリームアイシャドウやジェルアイシャドウなどのしっとりしたアイシャドウを使う際に、指で塗ると塗りやすいですよ。
アイシャドウベースを使おう!
アイシャドウを塗る前に、アイシャドウベースを目元全体に塗るのがおすすめです。
アイシャドウベースとは、アイシャドウの前にアイホール全体に塗るもので、アイシャドウの発色を良くしてくれたり、アイシャドウを密着してくれたりする効果があります。
アイシャドウを塗ってもあまり色が出ない方やすぐにヨレてしまう方は、ぜひ使ってみてくださいね。
基本のアイシャドウ(横割りグラデーション)の塗り方

ここでは、アイシャドウの基本の塗り方(横割りグラデーション)を解説していきます。
- アイシャドウベースを塗る
- アイホール全体にハイライトカラーを塗る
- 中間色をアイホールの半分くらいの位置に入れる
- 締め色を目の際に入れる
この塗り方が基本の塗り方です。横割りグラデーションとも呼ばれていて、横に層が重なっているような見た目になります。
縦グラデーションの塗り方

- アイシャドウベースを塗る
- アイホール全体にベースカラーを塗る
- 中間色を目頭側に入れる
- 締め色を目尻側に入れる
このように、目頭と目尻に縦で塗る塗り方が縦割りグラデーションです。3と4を逆にしても良いですね。
目尻に締め色を入れると目が離れて見えて、目頭に締め色を入れると目が近く見えます。目の位置にコンプレックスがある方は、縦割りグラデーションにしてみると良いでしょう。
あえてワンカラーを楽しむのも◎!

近年は、締め色を使わないナチュラルなカラーが人気になっています。単色カラーのアイシャドウも増えてきていますよね。
抜け感のあるワンカラーアイシャドウで、流行りのアイメイクを楽しんでみてはいかがでしょうか?淡いピンクやライラック、ブルーあたりがおすすめです。
アイシャドウの種類

アイシャドウの種類は、大きく分けて5種類あります。定番のパウダーアイシャドウから肌に密着するリキッドアイシャドウやクリームアイシャドウまであるので、下記で詳しく解説します。
パウダーアイシャドウ
パウダーアイシャドウは、粉状のアイシャドウのことです。ふんわり自然なカラーに仕上がるので、メイク初心者でも使いやすいのが特徴。
一番スタンダードな形状なので、どこのブランドでも販売されており、カラー展開も豊富です。まずは、パウダーアイシャドウを探してみると良いでしょう。
リキッドアイシャドウ
リキッドアイシャドウは、ツヤ感のある水分のようなテクスチャーの液状のアイシャドウです。
付属のチップで塗ったり、指で塗るのがおすすめです。パウダータイプに比べるとより肌に密着してくれるので、メイクのノリが良くない肌が乾燥している方におすすめです。
クリームアイシャドウ
クリームアイシャドウは、パウダー状の成分とリキッドのような液体の成分の中間といったイメージ。
指で塗ると塗りやすいです。しっとり・こってりとしたテクスチャーなので、こちらも乾燥肌の方におすすめです。
近年はクリームアイシャドウの種類が増えてきていますので、一つは持っていると良いかもしれません。
ジェルアイシャドウ
ジェルアイシャドウは、その名の通りジェル状のぷるんとしたテクスチャーです。みずみずしい印象なので、ツヤ感が好きな方におすすめです。クリームアイシャドウはこってりとしたテクスチャーですが、ジェルアイシャドウは軽い印象の仕上がりになります。
ペンシルアイシャドウ
ペンシルアイシャドウは、ペンシルのような形のアイシャドウです。
通常のペンシルよりも少し太いものが多いです。目の際だけにアイカラーを入れたい時などにおすすめ。キラキラとしたラメが入ったものだとアクセントになりますね。
おすすめのアイシャドウ10選をご紹介!
ここからは、おすすめのアイシャドウ10選をご紹介していきます。
上記でご紹介した5種類のアイシャドウをそれぞれご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
SUQQU シグニチャー カラー アイズ

SUQQUの大人気のアイシャドウパレット。こだわりの色と洗練で美しい目元に仕上げます。
とても上品な自然なパールに入っていて目元が煌めきます。色を重ねても濁らずに透明感のある目元になるのが人気の理由です。
粉がしっとりとしていてなめらかなテクスチャーなので、目元にしっかりと密着します。
全8色のカラーバリエーションです。
人気カラーは01 瑞花と02 陽香色、04 純撫子などが人気のようです。全体的にベーシックなカラーのパレットなのに、上品なパールとメインカラーが明るいカラーなので、塗り方によっては、しっかりめのメイクにもなります。
AUBE ブラシひと塗りシャドウN

ひと塗りでグラデーションが決まる10秒シャドウとして人気のアイパレット。
一番上の「まぶたベース」をアイホール全体に塗って色持ちと発色を良くしたら、「3色シャドウ」をブラシで一気に塗るだけで、きれいなグラデーションに仕上がります。
全8色のカラーバリエーションです。
- 11 ブラウン系:ナチュラルな使いやすいカラー
- 12 ピンク系:華やかな可愛い目元に
- 14 ブラウン系:黄みがかった王道ブラウン
- SC02 シースルーベージュ:ヌーディなベージュカラー
- 15 レッド系:濃いピンクの可愛らしいカラー
- 16 オレンジ系:大人っぽい落ち着いたオレンジカラー
- 17 ピスタチオ系(新色):フレッシュな軽やかな印象のカラー
- 18 プラム系(新色):上品な落ち着いたプラムカラー
このようなカラーバリエーションとなっています。使いやすいブラウン系のカラーから、ピンク系、オレンジ系などがあるので、いくつも欲しくなってしまいますね。
MiMC ミネラルリキッドリーシャドー

みずみずしく発光するようなメタリックな輝きのリキッドアイシャドウです。
まぶたに密着して、付けたてのクリアな輝きが長時間続くので、アイメイクが落ちやすい方におすすめです。ヨレにくくいので二重の溝に入り込むこともなくしっかりと密着します。
また、目元の皮膚はデリケートなので、メイクをしながら肌も整えてくれるのも特徴の一つ。白樺水(シラカンバ樹液・保湿成分)を始め、天然由来の肌荒れをケアするビルベリー葉エキスやカンゾウ根エキス、保湿成分のクインスシードエキスなどが配合されています。
このようなうるおい成分が配合されていることで、まぶたの内側から発光するような上品なツヤと輝きが感じられます。
カラーは全7色展開です。上品なベージュ系やピンク系、シルバー系など、豊富なカラーがあるので、お好きなカラーが選べます。どれも細かいパールが配合されているので、塗るだけでツヤ感のある仕上がりになりますよ。
THREE アルカミストツイストフォーアイ

リキッドアイシャドウの火付け役といっても良いくらい人気のTHREEのリキッドアイシャドウ。
まぶたになじませてから少し置いてから指でやさしく伸ばすと、大きさが異なるパールが煌めいて美しい目元に仕上がります。
まぶた全体に塗ってもワンカラーアイシャドウを楽しんでも良いですし、アイラインのように細く引いてもきれいです。
このように、これ1本でさまざまなメイクが楽しめるアイシャドウです。
全10色のカラーバリエーションです。
全体的にスモーキーなくすんだカラーが多いので、秋に使いやすいカラーです。容器に入っているカラーを見ると、少し濃いカラーに感じるのですが、肌になじませると自然なカラーに仕上がるのが特徴です。
ナチュラグラッセ タッチオンカラーズ(パール)

肌に重ねるごとに色づきが増し、アイカラーにもフェイスカラーにも使えるマルチカラーです。
繊細な色と光のレイヤードで、ニュアンスをチェンジして、血色感や立体感を演出します。
植物オイルベースにパールを数種組み合わせているので、濡れたような絶妙な発色を実現しています。
また、サラサラな「薄膜レイヤード処方」なので、上からカラーを重ねてもヨレにくく、くすみにくいのも特徴です。
カラーは全4色展開です。
- 01P ラベンダー
- 02P アイボリー
- 03P ピンク
- 04P ブラウン
特におすすめのカラーは02P アイボリーです。
アイシャドウベースとしてまぶたに乗せると、カラーの発色が良くなったり、アイシャドウがヨレにくくなったりします。
ETVOS ミネラルアイバーム

美容クリームを兼ねたスキンケア発想のクリームアイシャドウです。
天然ミネラルの繊細なパールとツヤ感で、くすみを払いながら印象的な目元に仕上げます。
目元の乾燥をケアする美容クリームがベースに入っているので、敏感になりがちな目元でもメイクができます。
ワンカラーのアイシャドウとしても、アイシャドウベースとしても使えるので、メイクの幅が広がります。 アイシャドウベースとして使用すると発色と色持ちを良くします。また、明るいカラーならハイライトとしても使用できますよ。
石けんで落とせるアイシャドウなので、肌に刺激を与えません。植物由来のオイルとワックス、美容成分、天然のミネラルで作られているので、肌が敏感な方でも使いやすいです。
カラーは全10色展開です。ほんのりとしたニュアンス発色のカラーや締め色、ベーシックカラーなどがあるので、どのような印象に仕上げたい方にも使っていただけます。
特におすすめなカラーは、ウォータードロップやアクアシトラス、ペールライラックなどの淡いカラーです。近年は、締め色を使わないアイカラーも流行っているため、ほんのりまぶた全体に乗せるだけで上品に仕上がりますよ。
コスメデコルテ アイグロウ ジェム

コスメデコルテで人気の濡れ艶アイカラーです。
角度によって色が変わるので、自然なグラデーションを施したような仕上がりになります。単色カラーですが、色を重ねるごとに陰影が強調されて立体感を演出します。
また、時間が経ってもくすみにくくヨレにくいので、仕上がりが持続します。香りはフルーティグリーンフローラルの香りです。
カラーは、全30種類もあるので、お好きなカラーが選べます。濡れたようなツヤ感のあるテクスチャーのカラーもあれば、温かみを感じるマットなテクスチャーのカラーもあります。比較的ベーシックなカラーが多いので、選びやすいのが嬉しいですね。
アテニア ジェルアイカラー

濡れたようなツヤ感と自然な立体感を引き出すジェルアイカラー。
見る角度によって光の色が変化するパールが配合されているので、一色なのに陰影を生み出します。くすみにくいカラーで、大人の目元の悩みを隠して若々しい目元に仕上げます。
カラーは全3色展開です。
- レディブラウン:明るい印象に仕上げるコッパーブラウン。
- スキンベージュ:肌にすっとなじむナチュラルなベージュカラー
- モダンピンク:幸福感のある柔らかなピンクカラー
クリニーク チャビー スティック シャドウ ティント フォー アイ

シアーな発色のクリーミーなアイシャドウです。
単色使いでも重ね付けでも自由自在。繰り出し式になっています。
透明感のある発色で、簡単に美しいグラデーションが完成します。長時間ヨレずに美しさが続く、ロングウェアリング処方です。
カラーは全4色展開です。
- 01 バウンティフルベージュ
- 03 フラーファッジ
- 04 アンプルアンバー
- 09 ラビッシュライラック
デイジードール デュアル カラースティック

ひと塗りで色を乗せる、Wカラースティックです。
1本に2種類のカラーがセットされているので、角度によって印象の違う目元に仕上がります。
単色でも、重ね使いでも、色を混ぜても楽しめるのが嬉しいですね。高発色なカラースティックなので、色の定着性を高め、クリアな発色が長続きします。
また、保湿成分のヒアルロン酸Naが配合されているので、乾燥によるくすみをケアします。
カラーは全10色展開です。ゴールドやピンク、オレンジなどのポップなカラーが多い傾向です。可愛らしいメイクにしたい方はチェックしてみてはいかがでしょうか?
まとめ

本記事では、アイシャドウの塗り方のポイントやおすすめのアイシャドウ10選をご紹介しました。
アイシャドウには、さまざまな塗り方があるので、なりたい印象に合ったメイク方法をしてみてくださいね。
また、アイシャドウの種類も豊富になるので、アイシャドウをしっかり密着させたい日はクリームやリキッドアイシャドウを使って、ナチュラルに仕上げたい日はパウダーアイシャドウにするなど、使い分けるのも良いですね。
ぜひ本記事を参考にして、お気に入りのアイシャドウを探してみてくださいね。
SHARE

片平 奈菜
日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ®︎資格・コスメライター®︎資格を持つ美容ライター。エステティシャンと美容部員の経験を活かし、20~40代向けの美容メディアでスキンケアやメイク関連の記事を執筆・監修している。