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ボタニカルシャンプーって本当に頭皮に良いの?特徴や選び方を徹底解説!

ボタニカルシャンプーって本当に頭皮に良いの?特徴や選び方を徹底解説!

『ボタニカルシャンプーを使ってみたいけど、マイルドな使い心地のものが多い印象なので、しっかりと洗えるのかが心配…。選び方も知りたい』

このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか?

ボタニカルシャンプーは、環境や頭皮に配慮したマイルドな成分が豊富に配合されているため、このようにイメージされる方も多い傾向です。

本記事では、ボタニカルシャンプーの特徴や種類、選び方を挙げていき、最後におすすめのボタニカルシャンプー5選をご紹介します。

ボタニカルシャンプーの購入を検討されている方は、ぜひご覧ください。

CONTENTS

  1. ボタニカルシャンプーの特徴
  2. ボタニカルシャンプーを購入するか迷っている方へ!
  3. ボタニカルシャンプーの種類
  4. ボタニカルシャンプーの選び方
  5. ボタニカルシャンプーの正しい使い方
  6. おすすめのボタニカルシャンプー5選をご紹介!
  7. まとめ

ボタニカルシャンプーの特徴

ボタニカルシャンプーは、植物由来成分が豊富に配合されている自然派シャンプーなので、防腐剤や合成香料、合成着色料、石油系界面活性剤などが配合されていないものが多い傾向です。

オーガニックシャンプーやノンシリコンシャンプーなどと謳っている商品もありますよ。

ボタニカルシャンプーを購入するか迷っている方へ!

『ボタニカルシャンプーを購入したいけど、マイルドな洗浄力だと泡立ちが悪いのかな…』

このように思っている方も多いはずです。

確かにボタニカルシャンプーは、天然由来成分が豊富に配合されているので、その他のシャンプーと比べると洗浄力が弱く、泡立ちも少ない傾向です。もちろん洗浄力が強めのボタニカルシャンプーも販売されていますが、マイルドなものの方が多いですね。

近年ではマイルドでノンシリコンのシャンプーだとしても、しっかりと泡立つものもありますので、どのくらい泡立つのかは公式サイトなどで確認すると良いでしょう。

ボタニカルシャンプーの種類

ここでは、ボタニカルシャンプーの種類を解説していきます。

ボタニカルシャンプーには、高級アルコール系シャンプーとアミノ酸系シャンプーがあります。

高級アルコール系シャンプーとは、頭皮のベタつきや毛穴の詰まりが気になる方におすすめです。比較的洗浄力が強いので、しっかりと洗うことができます。

一方で、アミノ酸系シャンプーは、頭皮の乾燥や痒みがある方におすすめです。洗浄力が弱いので、マイルドな洗い上がりになります。

ボタニカルシャンプーの中でも洗浄力が強いものはありますので、必ず確認してから購入しましょう。

ボタニカルシャンプーの選び方

ここでは、ボタニカルシャンプーの選び方を解説していきます。

洗浄力や泡立ち、成分など、さまざまな選び方がありますので、どのように選べば良いか分からない方は、ぜひご覧ください。

洗浄力で選ぶ

頭皮の皮脂が気になる方であれば、洗浄力が強いものがおすすめです。乾燥や肌荒れが気になる方であれば、洗浄力が弱いものを選ぶと良いでしょう。

肌状態に合っていないシャンプーを使ってしまうと、頭皮トラブルの原因になります。ぜひご自身の頭皮に合ったものを選んでくださいね。

仕上がりの手触りで選ぶ

シャンプーは、ふんわりタイプとしっとりタイプに分かれているものが多いです。エアリータイプとモイストタイプと記載があるものもあります。

髪量が少なく毛が細い、ボリュームが欲しいという方は、ふんわりタイプを選び、毛量が多く毛が太い、ヘアダメージが気になるという方は、しっとりタイプを選ぶと良いでしょう。

泡立ちで選ぶ

シャンプーの泡立ちが良いと、しっかりと洗えている気がして気持ちが良いですよね。

しかし、泡立ちの良さは洗浄力とも関係しています。洗浄力が強いほど泡立ちも良くなるので、ご自身の頭皮の状態に合ったものを選ぶと良いでしょう。

シリコンの有無で選ぶ

シリコンは、髪を滑らかに整える成分のことです。

髪のボリュームを抑えたい方やツヤが欲しい方はシリコン入りのシャンプーがおすすめで、髪のボリュームを出したい方や頭皮ケアをしたい方はノンシリコンシャンプーがおすすめです。

また、シリコン入りのシャンプーが頭皮に悪いということはないのですが、頭皮に詰まったりかゆみが気になる…という方は、ノンシリコンシャンプーを選ぶと良いでしょう。

一方で、ノンシリコンだと髪がパサつくというイメージがありますが、近年発売されているノンシリコンシャンプーは、天然由来成分が豊富に配合されているので、ツヤ感を出してくれるものもたくさんありますよ。

ヘアカラーの退色を防ぐかで選ぶ

せっかく美容院で髪を染めても、洗浄力が強いシャンプーを使ってしまうと、ヘアカラーの退色を早めてしまいます。

そのような方は、シャンプーのパッケージにヘアカラーの退色を防ぐと記載があるものを選ぶと良いでしょう。

香りで選ぶ

シャンプーを選ぶ際は、香りも大切ですよね。

ボタニカルシャンプーは、精油の香りが多い傾向なので、ハーブの香りやラベンダーの香りが多く販売されています。

もし、そのような香りが苦手な方は、無香料のものを選ぶと良いでしょう。

ボタニカルシャンプーの正しい使い方

ここでは、ボタニカルシャンプーの正しい使い方を解説していきます。

  1. ヘアブラシで髪を梳かす
  2. シャワーで2分ほど予洗いをする
  3. シャンプーをお湯と混ぜて泡立てる
  4. 髪にシャンプーを付けてなじませる
  5. 頭皮をマッサージをする
  6. 洗い流す

このような手順で行います。

シャンプーの前にしっかりと予洗いすると、汚れや埃が取り除けてシャンプーの泡立ちが良くなるので、必ず行いましょう。

また、頭皮マッサージをすることで、頭皮に付いた汚れが取れたり、頭皮の巡りが良くなるので、とても大切なポイントですよ。

おすすめのボタニカルシャンプー5選をご紹介!

ここからは、おすすめのボタニカルシャンプー5選をご紹介します。

上記で挙げたように、さまざまな種類のボタニカルシャンプーをご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

あすなろわかさ noireflet シャンプー

エステでも使われているアロマオイルフレグランスが配合されている、香りを楽しめるボタニカルシャンプーです。

香りは下記の全3種類から選べます。

  • レモングラスハーブ:一番人気のみずみずしいさっぱりとした香りです。爽やかな香りがお好みの方におすすめ
  • マンダリンオレンジ:幅広い世代から愛される甘めのオレンジの香り
  • ナイトラベンダー:上質なアロマラベンダーの香りでリラックスタイムが過ごせる

これらの香りがあります。シャンプーなのに、香りが強くて長く楽しめるのは嬉しいポイントですね。

キューティクル補修・ツヤやボリュームアップ・静電気や乾燥予防・頭皮ケア・ダメージケア・コンディショナーの1本6役のオールインワンシャンプーとなっているので、お風呂に時間をかけたくない方におすすめです。

また、年齢を重ねていくにつれて、ストレスや栄養不足でメラノサイトの働きが弱くなることで、メラニン色素が作られず、白髪になっていきます。

そこで、下記の3つの成分をシャンプーに配合することで、頭皮の状態や髪にうるおいを与えてお悩みにアプローチします。

  • ホップエキス:頭皮や髪にうるおいを保ってハリ・コシを与える
  • アシタバエキス:弱った髪にうるおいを与えてツヤを与える
  • コウヤマキエキス:頭皮のダメージをケアすることでお悩みにアプローチ

これらの成分が配合されているので、年齢を重ねた方のヘアケアにおすすめです。

さらに、下記の16種類のオーガニック成分を贅沢に配合しています。

うるおいを与える

  • マコンブエキス
  • ローズマリーエキス
  • メアカンキンバイカルスエキス
  • ユズ果実エキス
  • アセチルテトラペプチド-3

健やかに保つ

  • ゴレシン葉エキス
  • ジャバラエキス
  • シアノール
  • 加水分解ダイズエキス
  • レモン果実エキス
  • ローマカミツレ花エキス

乾燥を防ぐ

  • アカツメクサ花エキス
  • ノリウツギ
  • スギナエキス
  • シャクヤク根エキス
  • 西洋アカマツ球果エキス

これらのオーガニック成分が配合されているので、髪の状態をケアしながら頭皮を洗浄してくれます。

ガーデンボタニカシャンプー

植物由来成分にこだわった、スキンケア発想のボタニカルシャンプーです。

ダメージ部分に反応して補修してくれる、独自技術のケアプログラム処方が配合されているので、しっとりとしたツヤが出るのに重くならないのが特徴です。

  • 加水分解シルク
  • 加水分解野菜タンパク
  • 加水分解ローヤルゼリータンパク
  • 5種類のセラミド(CMC補修成分)

これらの4種類の成分が配合されています。

また、厳選された13種類のボタニカルエキスが、頭皮環境を整えることで髪本来の力を引き出します。美容液で髪を洗っているような贅沢な洗浄成分で、うるおいのある髪になりますよ。

過酷な環境下でも、水を貯えて力強く育つ植物の生命力に着目して配合された、植物成分は下記の通りです。

  • アルニカ花エキス
  • オウゴン根エキスオウゴン根エキス
  • カミツレ花エキス
  • マヨラナ葉エキス
  • セージ葉エキス
  • ローズマリー葉エキス
  • ワレモコウエキス
  • ノイバラ果実エキス
  • レモングラス葉/茎エキス
  • タチジャコウソウ花/葉エキス
  • アカツメクサ花エキス
  • イヌラクリスモイデ花/葉エキス
  • シーラベンダー(リモニウムゲルベリエキス)

また、熱のよるヘアダメージもケアしてくれます。植物由来成分のエルカラクトン(γ-ドコサラクトン)は、ドライヤーやヘアアイロンの熱に反応することで、髪を保護しながらダメージを補修します。

さらに、熱ダメージだけでなく紫外線ケアやヘアカラーの退色防止など、さまざまなお悩みをケアします。

3種類の美髪成分(ハチミツ・白金・リンゴ酸)も配合されています。

ハチミツと白金は髪や頭皮にうるおいを与えてハリのある髪へ。リンゴ酸は、髪のpHを弱酸性にコントロールして、髪をいたわりながら髪のツヤを向上させます。

香りは、ハーバルで透明感のある癒しのアロマ

ラベンダー、ゼラニウムなどの厳選した精油をブレンドした、さわやかでやさしい香りで癒しのバスタイムを。

BOTANIST ルースボタニカルスカルプセラムシャンプー ストレート

水分補修で髪のうねりを抑えて、まとまる髪に仕上がるボタニカルシャンプーです。

複数のスパイスをブレンドした、『モイスチャースパイスセラム』が配合されているので、健やかな髪と頭皮へと導きます。

モイスチャースパイスセラムには、ウコン根茎エキスやチョウジエキス、トウシキミ果実/種子油、コメヌカ油、スクワランなどの保湿成分が入っています。

植物の香りにスパイスの香りのアクセントを加えた、奥行きのあるダブルフレグランスです。香りが長く続くので、お風呂から上がってもほんのり香りますよ。

マンダリンとクローブの香りとなっています。

PLuS プリュ ナチュラル オリジン モイスト&リペア

頭皮の乾燥によるヘアトラブルをケアする、ボタニカルシャンプーです。

頭皮と髪をやさしく洗う弱酸性の泡が、必要なうるおいは残しつつ、汚れや余分な皮脂をすっきりと落とします。

ヘアケア成分『プラチナナノコラーゲン』が、ダメージを補修します。乾燥した髪と頭皮にうるおいを与えて、傷んだ髪にもしっかり吸着します。

石油系界面活性剤を使わずに、頭皮や髪と同じ弱酸性のアミノ酸を11種類も配合しています。さらに、アルガンオイルやホホバオイルなどの、19種類の天然由来植物エキスが髪と頭皮にうるおいと栄養を与えてくれます。 

また、ノンシリコンなのに、濃密なふわふわ泡ができるのが特徴です。天然気泡成分(サボンソウエキス)が髪と頭皮を優しく洗い上げます。

香りは、柑橘系の香りとハーブの爽やかな香りをブレンドしたグリーンシトラスの香りです。シャンプーをしながらリラックスタイムを過ごせます。

  • トップノート:ベルガモット、オレンジ
  • ミドルノート:マジョラム、ローズマリー
  • ラストノート:オリバナム、ムスク

また、下記の7つのフリーとなっています。

  • 石油系界面活性剤
  • ラウリル硫酸Na
  • 鉱物油
  • 紫外線吸収剤
  • 合成色素
  • パラベン
  • シリコン

これらの成分が無添加なので、頭皮が敏感な方でも使いやすいのが嬉しいですね。

uruotte ナチュラルシャンプー

コンディショナー不要の、自然派2in1シャンプーです。

希少な茶の実オイルや宇治茶エキスで、髪と頭皮を健やかに保ちます。小さいお子様でも使えるやさしいレシピとなっていますので、肌が敏感な方にもおすすめです。

洗浄と保湿のバランスを1本で叶えているので、ノンシリコンなのにしっとりとした洗い上がりになります。シャンプーをするだけでコンディショナーも兼ねているのは、忙しいママさんにも嬉しいですね。

また、無香料なので、香りが苦手な方にも使いやすいのも特徴の一つです。

まとめ

本記事では、ボタニカルシャンプーの特徴や種類、選び方を挙げていき、最後におすすめのボタニカルシャンプー5選をご紹介しました。

ボタニカルシャンプーは、マイルドなシャンプーですが、商品によっては洗浄力が強いものから弱いものまでさまざまなものがあることがわかりました。

ぜひ本記事を参考にして、ご自身の頭皮や髪に合うボタニカルシャンプーを探してみてくださいね。

この記事を書いた人

片平 奈菜

日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ®︎資格・コスメライター®︎資格を持つ美容ライター。エステティシャンと美容部員の経験を活かし、20~40代向けの美容メディアでスキンケアやメイク関連の記事を執筆・監修している。