頭皮の汚れや乾燥に!スカルプケアをして頭皮環境を整えよう

『頭皮が乾燥して痒みがある…。スカルプケアをしてみたいけど、どのようなアイテムがあるのか知りたい』
このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか?
頭皮のトラブルは、乾燥や痒み、フケ、毛穴詰まり、抜け毛、頭皮のコリなどさまざまなトラブルが挙げられます。
本記事では、スカルプケアの特徴や選び方、おすすめのスカルプケアアイテム5選をご紹介します。たくさんある中からどのようなアイテムを選べば良いか分からない方は、ぜひご覧ください。
スカルプケアってなに?

スカルプケアとは、頭皮に使う美容液やクレンジング、ヘッドマッサージャーなどのことを指します。
頭皮のお悩みによって必要なアイテムは異なりますが、共通していることは、頭皮環境を健やかに保つことです。頭皮の汚れを落としてうるおいを与えるために、スカルプケアはとても大切なんです。
スカルプケアを購入するか迷っている方へ!

『頭皮が荒れているので、スカルプケアはしない方が良いのかな?』と思う方もいるかと思います。
頭皮の状態にもよりますが、スカルプケアをすることで、うるおい成分が頭皮の角質まで浸透するため、なるべく使用した方が良いです。
頭皮クレンジングのスクラブケアは、刺激が強すぎる方もいますので、まずは頭皮の保湿アイテムから始めてみてはいかがでしょうか?
ただ、もしひどい炎症があってヒリヒリしてしまう方は、一度医師に相談した方が良いでしょう。
スカルプケアを使うとどうなるの?

まず、インバス用のスカルプケアを使うと、頭皮についている汚れや皮脂が取り除かれて、すっきりとします。ヘッドマッサージャーを使ってマッサージをするのも頭皮の巡りが良くなるのでおすすめです。
巡りが良くなることで、髪のハリやボリュームがアップします。
その後に、アウトバス用のスカルプケアで美容液を使うことで、よりしっとりとうるおいのある頭皮に仕上がります。気になる痒みやフケも減っていきます。
スカルプケアの種類

ここでは、スカルプケアの種類を解説していきます。
大きく分けてインバス用のアイテムとアウトバス用のアイテムがあるので、それぞれ見ていきましょう。
インバス
インバス用のアイテムは、頭皮の毛穴をケアするクレンジングアイテムやシャンプーで頭皮の汚れを落として健やかな頭皮にするアイテムが多いです。
シャンプーをしながらマッサージができるヘッドマッサージャーもインバスケアとして人気です。頭皮の汚れを落としながら、マッサージをして硬くなった頭皮をほぐしてくれます。
これらのインバス用のアイテムは、洗い流すタイプなので、与えるケアというよりも落とすケアが中心となっています。
アウトバス
アウトバス用のアイテムは、頭皮の保湿や炎症を抑えるような美容液タイプが多いです。
顔や身体にローションや保湿クリームが必要なのと同じように、頭皮もお風呂上がりは乾燥しています。頭皮用の美容液などでケアすることで、うるおいのある健やかな頭皮に仕上がります。
また、抜け毛ケアや育毛ケアをしたい方は、頭皮の汚れをケアするインバスケアと頭皮にうるおいを与えるアウトバスケアのどちらも必要となってきます。
スカルプケアの選び方

ここでは、スカルプケアアイテムの選び方を解説していきます。
テクスチャーや成分、香りなど、こだわりたいポイントがたくさんあるので、どのような点に気をつけて選べば良いのかを見ていきましょう。
インバスかアウトバスかで選ぶ
上記でも解説したように、スカルプケアアイテムは、インバス用とアウトバス用のものがあります。
頭皮のお悩みやどのような効果を得たいのかで選びましょう。
テクスチャーで選ぶ
頭皮ケアをする時は、なるべくさっぱりとしたテクスチャーのものを選ぶのがおすすめです。頭皮は皮脂が多く出る部分なので、しっとりとしたテクスチャーだとベタついてしまうのです。
ただ、乾燥がひどい時などは、一時的にしっとり系のテクスチャーのアイテムを使ってみると良いかもしれません。
成分で選ぶ
頭皮の状態によってどのような成分にするかを決めましょう。
例えば、乾燥が気になるのであれば、保湿成分が豊富に配合されているアイテムを選ぶと良いですし、頭皮の炎症が気になる方であれば、医薬部外品の抗炎症成分が配合されているアイテムを選ぶと良いでしょう。
香りで選ぶ
スカルプケアにも香りがついているものがあります。
頭皮にはさっぱりとした柑橘系やミント系の香りが多い傾向です。もし複数のヘアケアアイテムを使う方は、同じシリーズにして香りを合わせるのもおすすめです。
スカルプケアの正しい使い方

ここでは、スカルプケアの正しい使い方を解説します。
さまざまなアイテムがあるスカルプケアですが、今回はアウトバス用のスプレー式美容液の使い方を挙げていきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
- タオルドライをする
- 頭皮の生え際や側面部、頭頂部、後頭部にそれぞれ1プッシュずつスプレーする
- 指の腹で美容液を頭皮全体になじませる
- 頭皮を動かすように指の腹でマッサージをする
このような手順で行います。特に指の腹でなじませるところがポイントです。決して爪を立てないように気を付けましょう。
また、頭皮マッサージをしないと硬くなってしまうため、仕上げのマッサージも重要です。痛気持ち良いくらいの強さで数分間行いましょう。
おすすめのスカルプケアアイテム5選をご紹介!
ここからは、おすすめのスカルプケアアイテム5選をご紹介していきます。
インバス用とアウトバス用のアイテムをそれぞれ挙げていきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
マイナチュレ 育毛剤

やさしさと効果を追求した、無添加の薬用育毛剤です。
頭皮ケアには、トラブルを防ぐ・守る・整えるという3つの力が大切だと考えています。女性に嬉しい下記の3種の有効成分が配合されています。
- センブリ
- グリチルリチン酸ジカリウム
- 酢酸DL-αトコフェノール
これらの有効成分が配合されているので、薄毛や抜け毛、育毛に効きます。
また、有効成分だけでなく、頭皮のことを考えて処方された成分がこちらです。
抜け毛を引き起こす頭皮環境の悪化を防ぐ成分
- シャクヤクエキス
- チャ葉エキス
- オドリコソウエキス
頭皮のうるおいを補うための成分
- 加水分解コラーゲン
- 加水分解エラスチン
- 加水分解ケラチン
これらの成分が配合されていることで、健やかな頭皮に導きます。
使いやすいパッケージにもこだわっています。ぎゅっと力を入れなくても良いやわらかいパッケージになっているので、必要な量を調整して塗布することができます。
女性が使いやすいような可愛らしい見た目なので、洗面所に置いておいても育毛剤だとは気付かれないところも嬉しいポイントですね。
また、容器は二重構造のボトルとなっているので、空気に触れないように鮮度保持力が高くなっているのも特徴の一つです。
「ノンコメドジェニックテスト」「パッチテスト」「光毒性試験テスト」「アレルギーテスト」を実施し、髪や頭皮に負担となりうる成分を極力排除しています。
※すべての方にアレルギーが起こらないわけではありません
REJOUR リジュール アウトバスセラム

長年の再生医療研究で取り組んだヒト臍帯間葉系幹細胞から応用した、独自の化粧品原料ヒトサイタイ間葉幹細胞順化培養液を配合した頭皮用の美容液です。
頭皮は、紫外線や汚れ、皮脂などでダメージを受けています。美しい髪を目指すなら、髪の保護だけではなく頭皮のケアを考えることが大切です。
ダメージから保護して「健やかに保つ」、肌環境を整えて「うるおいを与える」ことの2つを叶えることが重要。
頭皮にしっとりとうるおいを与える保湿成分は、下記の3つです。
- ステムセルポーション SCMs®︎-C
- マイクロバイオームポーション
- OXディフェンスコンプレックス
これらの保湿成分が配合されているので、乾燥して痒みやフケが気になる方におすすめです。
Graidun スカルプローション

ヒト幹細胞培養液配合の洗い流さないスカルプローションです。
健やかな髪のための頭皮環境を導く「スカルプテクノロジー成分」と頭皮環境をケアする「スカルプサポート成分」を配合しています。
さらに頭皮と髪にうるおいとハリを与える「9種類の植物エキス」もプラスし、ハリコシのある美髪に仕上げます。毎日の頭皮ケアに取り入れることでふんわりとした美髪に導く頭皮環境をサポートします。
「抜け毛や薄毛が気になる」、「細い毛が気になる、髪のボリュームがなくなってきた」というお悩みがある方におすすめです。
理想の頭皮環境へ近づける成長因子を豊富に含んだ「ヒト幹細胞培養液」をはじめ、「キャピキシル」「ピディオキシジル」「ナイアシンアミド」「サリチル酸」など、頭皮環境を良くするのに必要な成分を贅沢に配合しています。
さらに、下記の9種の植物エキスを配合しています。
- カンゾウ根エキス
- オウゴン根エキス
- ボタンエキス
- ドクダミエキス
- チャ葉エキス
- ツボクサエキス
- オタネニンジン根エキス
- アロエベラ葉エキス
- アカツメクサ花エキス
これらの天然由来の植物エキスが入っているので、気になる頭皮環境を整えてくれます。
また、シリコンやパラベン、アルコールなどは不使用なので、成分にこだわって作られたスカルプローションとなっています。
パッケージの使いやすさにもこだわっています。頭皮に直接届くピンポイントノズルを採用。先端が丸いやさしい肌触りのノズルになっているので、直接頭皮に届けられます。
WELEDA ローズマリー スカルプクレンジング

3in1ヘッドスパクレンジングができるスカルプケアアイテムです。
これ1本でクレンジング・マッサージ・トリートメントまで完了します。爽快な使い心地で頭皮がスーッと軽くなり、髪は根元から立ち上がるふんわりサラサラの仕上がりになるのが特徴です。
クレンジングの洗浄成分のクレイと竹炭が汚れを吸着して絡めとります。毎日のシャンプーでは落としきれない皮脂詰まりやスタイリング剤の残りをすっきり取り除き、頭皮を清潔に保ちます。
また、保湿成分では、厳選された植物のうるおいで頭皮を快適な状態に。植物オイルが角質まで浸透し、うるおいのある髪へ仕上げます。さらに、頭皮マッサージすることでより一層爽快な使い心地に。すっきりリフレッシュができます。
また、下記の成分は無添加となっています。
- 合成保存料
- 合成着色料
- 合成香料
- 鉱物油
- 遺伝子組み換え植物
- シリコーン
- マイクロプラスチック
- ナノプラスチック
頭皮のことを考えて、これらの成分は配合されていません。
使い方は下記の通りです。
頭皮のディープクレンジングとして、週一回程度使用します。髪をお湯で予洗いして、頭皮を中心に適量を髪全体に伸ばしてマッサージ。2~3分置いてからよく洗い流します。
その後には特にシャンプーやコンディショナーをする必要はありません。
植物生まれのオレンジ地肌クレンジングN

毛穴詰まりが落とせる、頭皮用のクレンジングジェルです。
頭皮のうるおいは守りながら、ニオイや汚れの原因となる毛穴に詰まった皮脂をすっきりとオフします。
天然オレンジパワーで毛穴詰まりが落ちて、爽快な頭皮になります。シャンプー前に使う新しいアイテムです。石油系洗浄成分は不使用なので、頭皮が敏感な方でも使いやすいのが特徴です。
植物成分として、カニナバラ果実エキス(保湿・収れん)とセージ葉エキス(保湿)が配合されています。素肌と同じ弱酸性で、パラベンやアルコール、シリコン、合成着色料、合成香料、鉱物油は不使用です。
使用方法は下記の通りです。
シャンプーの前の乾いた頭皮に使用します。髪を分けて、スジをつけるように適量を直接頭皮に塗布し、全体になじませるように指の腹で軽くマッサージをします。全体に広がったら5分放置してから洗い流し、その後シャンプーをします。
シャンプー前に頭皮ケアをするだけで、すっきりさっぱりとした頭皮になれます。
まとめ

本記事では、スカルプケアの特徴や選び方、おすすめのスカルプケアアイテム5選をご紹介しました。
スカルプケアには、さまざまな種類があることがわかりました。頭皮のお悩みによっておすすめアイテムは異なるので、ぜひご自身の頭皮に合ったスカルプケアアイテムを探してみてくださいね。
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片平 奈菜
日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ®︎資格・コスメライター®︎資格を持つ美容ライター。エステティシャンと美容部員の経験を活かし、20~40代向けの美容メディアでスキンケアやメイク関連の記事を執筆・監修している。