ハンドジェルで手指消毒をしよう!選び方やおすすめアイテム5選をご紹介!

『ハンドジェルを使いたいけど、近年ではたくさんの種類が増えているので、どのようなものを選べば良いか分からない…』
このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか?サイズや容器、アルコール濃度など、たくさんの種類があって迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、ハンドジェルの特徴や選び方、おすすめのハンドジェル5選をご紹介していきます。
ハンドジェルの購入を検討されている方は、ぜひご覧ください。
ハンドジェルの特徴

ハンドジェルは、手指の除菌ができるアイテムです。
ハンドジェルは薬局で売っているものだと思う方も多いのですが、近年では、コスメブランドからも続々と販売されています。
ご自身の好きな香りのハンドジェルを持ち運んでいる方も多いようです。
ただ、薬局で販売されているものは、指定医薬部外品のものが多く、消毒効果が高いのですが、コスメブランドのハンドジェルは、化粧品として販売されているものが多い傾向なので、選ぶ際はどの程度の効果を求めているのかで選ぶと良いでしょう。
ハンドジェルと消毒液の違いは?

消毒アイテムといえば、ハンドジェルと消毒液があります。
それぞれどのような特徴や違いがあるのかを見ていきましょう。
ハンドジェル
ハンドジェルは、ジェル状になっているので、とろみのあるテクスチャーです。
手のひらに乗せてなじませると手全体にジェルが広がります。ベタつきが苦手という方は、液体で出てくる消毒液の方が良いかもしれません。
液体ではないので、垂れる心配がなく使いやすいです。
消毒液
消毒液は、大容量のものが多く価格も安い傾向です。
粘着性が低いため、すぐに手全体に滑らせることができます。
液体なので、シュッとミストが出てくるのですが、手のひらで受け止めきれずにこぼしてしまうこともあります。また、ちょうどお子様の目線の高さだと目に入ってしまい危険なので、気を付けたほうが良いでしょう。
ハンドジェルを購入するか迷っている方へ!

『ハンドジェルを使ってみたいけど、肌が敏感なので、アルコール濃度が高すぎると手荒れをしてしまいそう…』
このように思っている方も多いはずです。確かに手軽に使えるので使いすぎてしまうと手荒れが心配ですよね。
しかし、ハンドジェルには、アルコール濃度が低めのものや、そもそもアルコールではなく代わりに別の成分が配合されているものも…。
肌が敏感な方は、肌にやさしい成分が配合されているハンドジェルを探してみると良いでしょう。
ハンドジェルの選び方

ハンドジェルは、濃度やボトルの形状、香りなど、さまざまなこだわりポイントがあります。どのように選べば良いか分からないという方は、ぜひご覧ください。
アルコール濃度で選ぶ
指定医薬部外品のハンドジェルは、アルコール濃度が70%前後のものが多い傾向です。
そこまでの濃度はいらないという方は、化粧品の部類のハンドジェルを選んだり、アルコールの代わりに、消毒の効果がある有効成分のベンゼトニウム塩化物が配合されているものを選んだりすると良いでしょう。
ボトルの形状で選ぶ
ぷにぷにとしている柔らかい容器が使いやすいです。
容器をギュッと押すだけで簡単にジェルが出てくるので、使う回数が多い方におすすめですよ。
さらに、ホルダー付きのものを選べば、バッグに付けておけるので便利です。特にお子様がいる方には、ホルダー付きは必須となっているので要チェック。
また、ボトルタイプではなくチューブタイプのものもあります。ハンドクリームのような形状で、コンパクトなサイズ感なのでポーチに入れやすいのが嬉しいですね。
サイズで選ぶ
自宅で使うものであれば、大きいサイズを選び、外出用に持ち運ぶものであれば、ミニサイズを選んでくださいね。
ミニサイズは、サイズに対して価格が高くなってしまいがちなので、大きいサイズから詰め替えるという方もいらっしゃいます。しかし、ハンドジェルの詰め替えは、衛生上避けた方が良いでしょう。
もし詰め替えるとしても、なるべく早めに使い切りましょう。
保湿成分の有無で選ぶ
手指の消毒をするハンドジェルは、肌の水分が奪われて乾燥しやすくなります。
もし乾燥が気になるという方は、ヒアルロン酸やグリセリンなどの高保湿な成分が配合されているものを選ぶのがおすすめです。
また、保湿ができるハンドクリームに抗菌効果が入っているものも販売されています。手をうるおしながら、消毒もできちゃう万能アイテムなので、ぜひそのようなものをチェックしてみると良いでしょう。
香りで選ぶ
薬局で販売されているような指定医薬部外品のハンドジェルだと、無香料のものが多い傾向です。
香りを楽しみたい方は、コスメブランドから販売されているハンドジェルを探してみると良いでしょう。
ハンドクリームのように香りが楽しめるアイテムがたくさんあるので、香りにこだわりたい方は、チェックして見てくださいね。
ハンドジェルの正しい使い方や注意点

ここでは、ハンドジェルの正しい使い方を解説していきます。
- ハンドジェルを適量手に取る
- 手のひらに塗り込む
- 手の甲と指先にも塗り込む
- ジェルがベタベタしなくなるまで待つ
このような手順で行います。ジェルが肌になじむまでは塗りこんでおきましょう。
また、ハンドジェルの注意点としては、火のあるところに置かないことです。アルコールが入っているので、火のそばに置くと危険なので気をつけましょう。
おすすめのハンドジェル5選をご紹介!
ここからは、おすすめのハンドジェル5選をご紹介していきます。
上記で挙げたように、さまざまな形状や成分のハンドジェルをご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
テトラケア 薬用ハンドミルク

まるでハンドクリームのような指定医薬部外品の認証を受けているハンドジェルです。
通常のハンドジェルは、除菌をするためのアイテムなので、手に塗った後に乾燥してしまうこともあります。そのため、ハンドクリームを上から塗る方もいらっしゃいます。
テトラケア 薬用ハンドミルクを使うことで、手のうるおいを奪うことなく保湿をしながら除菌もできるので、手荒れをしにくくなるのが特徴のアイテムです。
さらに、アルコールフリー処方なので、肌への刺激が起こりにくく、敏感肌の方でも使いやすいのが嬉しいですね。(※全ての方に刺激が起きないわけではありません。)
アルコールの代わりに、有効成分である『ベンゼトニウム塩化物』が配合されています。そのため、アルコールフリーでもしっかりと消毒・洗浄の効果があるのです。
アルコール以外にも下記の成分がフリーとなっています。
- 石油界面活性剤
- 紫外線吸収剤
- 香料
- 着色料
- タール系色素
- フェノキシエタノール
これらの成分はフリーとなっています。
保湿成分は、下記の厳選された4つの成分を配合しています。
- アラントイン
- ヒアルロン酸Na
- スクワラン
- トコフェロール酢酸エステル
これらの保湿成分が配合されているので、手のうるおいを奪わずに保湿されます。
また、無香料なので、香りが苦手な方でも使いやすくなっています。テクスチャーはサラッと伸びてベタつかないので、すぐにスマホやパソコンに触れます。
ステラファイン ハンドジェルミスト

新素材ステラファイン®とアルコール配合で、人にも地球にもやさしい持続可能なハンドジェルミストです。
創業103年の老舗製紙メーカーが開発した新素材CNF*『ステラファイン®』を配合し、容器の中ではジェル状なのに、手に出すとミスト状に変わる不思議なハンドジェル。
ステラファイン®︎には、チキソトロピー性という性質があるので、絡み合っているCNFに圧力がかかると絡まりがほぐれて繊維が整列するのです。
ボトルの中では繊維が絡まっている状態なので、ジェル状になっているのですが、プッシュした時の圧力でCNFの繊維が整列し、ミスト状に変化するのです。
しっとりするのに、さらさらな絶妙なバランスで、新感覚の使い心地を実現しています。
スプレーをすると手のひらでジェル状に変化します。ポタポタと垂れにくいジェルのため、カバンや服を汚す心配はありません。
携帯に便利なミニサイズなので、いつでもどこでもワンプッシュして手肌を整えます。
香りのバリエーションは、下記の2種類です。どちらも爽やかな香りで、気分のスイッチが上がります。それぞれ配合されている成分も異なりますので、見ていきましょう。
- YUZU:エタノール、水、グリセリン、セルロース硫酸Na、ユズ果皮油、ベルガモット果実油、レモングラス葉油
- TREE:エタノール、水、グリセリン、セルロース硫酸Na、ティーツリー葉油、レモングラス葉油、ユーカリ葉油
また、パラベンや界面活性剤、鉱物油、合成香料は配合されていません。肌が敏感な方でも使いやすいです。
*CNF(セルロースナノファイバー)とは、ナノレベルまで細かくほぐした超極細の木材繊維(セルロースファイバー)で、バイオマス由来の新素材。
Aesop ゼラニウム エクスペディエント ハンドジェル

アルコール成分が配合されている、香り豊かなハンドジェルです。
外出時に使えるようにミニサイズになっているので、毎日のハンドケアにおすすめです。
適量を乾いた手に取って、指先から手首までマッサージするようになじませてから乾かしてください。
主要成分は、ゼラニウムの葉¹・マンダリンリンド²・ベルガモットリンド³
(¹ニオイテンジクアオイエキス ²マンダリンオレンジ果皮油 ³ベルガモット果実油)となっています。
アロマの香りを楽しみながら手指消毒ができるのは嬉しいですね。グリーンやシトラス、フレッシュの爽やかな香りが広がります。
香りは今回ご紹介しているゼラニウムの他に、アンドラムという香りもあります。アンドラムの方の香りは、シトラス・ウッディ・ハーバルなどのアロマの香りが付いています。
サイズは持ち運びに便利な50mlのミニサイズと自宅で使える500mlの2サイズ展開です。
テノベール アルコールハンドジェル

手肌をきれいにし、保湿もできるハンドジェルです。お食事前や外出時などに手肌にうるおいを与えながらやさしく洗浄します。
下記の7種の植物エキス(保湿成分)が配合されています。
- アロエベラ葉エキス
- ローマカミツレ花エキス
- トウキンセンカ花エキス
- ヤグルマギク花エキス
- カミツレ花茎エキス
- フユボダイジュ花エキス
これだけの保湿成分が配合されているので、手を洗浄しながら保湿もできるのが特徴です。
オレンジ精油入りなので、香りも楽しめるのが嬉しいですね。
サイズは、持ち運びしやすいハンドクリームのような形状の40gと自宅で使えるポンプタイプの180gの2サイズから選べます。
THE BODY SHOP クリーンハンドジェル レモン

アルコール約70%(変性アルコール)配合のさっぱりとした感触のハンドジェルです。
持ち運びに便利な携帯サイズなので、家でも外出先でも常に手肌を清潔に保てます。
テクスチャーはベタつかずさらっとしているので、どなたでも使いやすいです。保湿成分として、グリセリンが配合されているので、消毒をしつつ手にうるおいを与えます。
爽やかな香りを楽しみながら手指をリフレッシュできますね。性別問わずユニセックスに親しまれる、レモンの香りです。
また、本製品は医薬品や医薬部外品ではありませんが、消毒用エタノールの代替品として、手指消毒にも使用することが可能となっています。
サイズは、持ち運びに便利な100mlとポンプ式になっている大容量の100mlの2サイズがありますので、用途に合わせて選べます。
まとめ

本記事では、ハンドジェルの特徴や選び方、おすすめのハンドジェル5選をご紹介しました。
ハンドジェルは、容器の形状や香り、アルコール濃度など、さまざまな種類があることがわかりました。
特に肌が敏感な方は、マイルドな除菌成分のものを選ぶと良いでしょう。また、コスメブランドのハンドジェルは、香りのバリエーションが豊富なので、香りで選ぶのもおすすめです。
ぜひ本記事を参考にして、ご自身に合ったハンドジェルを探してみてくださいね。
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片平 奈菜
日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ®︎資格・コスメライター®︎資格を持つ美容ライター。エステティシャンと美容部員の経験を活かし、20~40代向けの美容メディアでスキンケアやメイク関連の記事を執筆・監修している。