ボディケア

手の乾燥には、手荒れケアができる高保湿なハンドクリームを使って、しっとりうるおいのある手指に!

手の乾燥には、手荒れケアができる高保湿なハンドクリームを使って、しっとりうるおいのある手指に!

『そろそろハンドクリームが欠かせない季節になってきた…。手荒れやひび割れがある時はどのような成分が配合されたハンドクリームが良いのかを知りたい』

このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか?秋冬になると、手が乾燥して、アルコールや洗剤などを使っているとさらに手荒れをしてしまうこともあります。

そこで本記事では、高保湿なハンドクリームの特徴や選び方、これからの季節におすすめの高保湿のハンドクリーム5選をご紹介します。

CONTENTS

  1. 高保湿なハンドクリームの特徴
  2. 高保湿なハンドクリームを購入するか迷っている方へ!
  3. ハンドクリームを使うとどうなるの?
  4. ハンドクリームの選び方
  5. ハンドクリームを塗るタイミングや使用方法
  6. おすすめの高保湿ハンドクリーム5選をご紹介!
  7. まとめ

高保湿なハンドクリームの特徴

ハンドクリームには、硬めのテクスチャーやジェルのようなぷるんとしたテクスチャーなど、さまざまなものがあります。

高保湿なハンドクリームには、ヒアルロン酸やグリセリン、ワセリンだけでなく、天然由来成分のシアバターやホホバオイルなどの成分が配合されているものが多い傾向です。

少しこってりとした重めのテクスチャーのものだと、高保湿なハンドクリームが多いですね。

高保湿なハンドクリームを購入するか迷っている方へ!

『高保湿なハンドクリームは、ベタつきが気になる…』といった声が多いですが、実は高保湿なハンドクリームでも、ベタつかないものも多く販売されています。

さらっとしたテクスチャーやジェルタイプを選んでも、しっとりとうるおう高保湿なものもあるため、成分を確認して購入すると良いでしょう。

ハンドクリームを使うとどうなるの?

ハンドソープで手を洗った後に、そのままにしているというのは、顔を洗って化粧水やクリームを塗らないのと同じことです。

水で手を洗うだけだと、水分が蒸発してしまい一気に水分量が減ってしまいます。

そこで、ハンドクリームを使うことで、手にうるおいを与えて乾燥や手荒れから守ってくれるのです。

また、肌へのうるおいだけでなく、すでに手荒れをしてしまっている方には、抗炎症成分が配合されている薬用ハンドクリームを使うことで、手荒れのケアも可能です。

寒い季節になる前からハンドクリームを使い始めることで、手荒れの予防もできるので、ぜひ今から使っていただきたいです。

ハンドクリームの選び方

ここでは、ハンドクリームの選び方を解説していきます。

ハンドクリームには、形状やテクスチャー、成分など、選ぶ際にこだわりたいポイントがたくさんあります。下記で選び方のポイントを見ていきましょう。

容器の形状で選ぶ

ハンドクリームには、チューブタイプとジャータイプの容器の形状があります。

チューブタイプなら持ち運びができて必要な分だけ出せるので、衛生的です。一方でジャータイプは、スパチュラで取ったり手で取ったりするので、少し衛生面が心配ですが、最後まで使い切れるのが良いですね。大容量なので、たっぷり使える点も嬉しいポイントです。

また、ミニサイズのチューブタイプなら、ポーチに入れられてより持ち運びがしやすいです。また、香り違いで持っていても、その日の気分によって楽しめるのでおすすめです。

テクスチャーで選ぶ

ハンドクリームには、こってりとした濃厚なテクスチャーやサラッとしたテクスチャーがあります。

例えば、日中はスマホやパソコンなどを使うため、ベタつきが少ないテクスチャーのものを使って、夜寝る前は濃厚なテクスチャーのものを使うなど、使い分けるのがおすすめです。

夜の寝ている間に美容成分が角質まで浸透して、翌朝にはうるおいとハリのある手肌になっています。ぜひ夜は高保湿なこってり濃厚なハンドクリームを使ってみてくださいね。

成分で選ぶ

肌の乾燥が気になる方は、セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸、スクワランなどの保湿成分が豊富に配合されているものを選ぶと良いでしょう。

また、手荒れや炎症が起きてしまっている方には、抗炎症の有効成分が配合されているものを選んだり、乾燥により肌が硬くなってしまっている方は、尿素が配合されているものを選ぶのがおすすめです。

ただ、尿素は皮膚を柔らかくする効果があるため、硬くなっている方には効果的ですが、肌が柔らかくて薄い方が使うと逆に手荒れをしてしまうこともあるため、気をつけましょう。

肌荒れの有効成分で選ぶ

手荒れがひどい方は、抗炎症の有効成分の『グリチルリチン酸ジカリウム』や『グリチルレチン酸ステアリル』などが配合されているものがおすすめです。

また、寒い冬になり、末端冷え性の方は手の血行不良が起きやすくなります。そのため、肌の巡りを良くするビタミンBやビタミンEが配合されているものを選ぶのもおすすめです。

香りで選ぶ

ハンドクリームは香りで選ぶのも重要です。

フレグランスよりもふんわりと香るので、周りの人の邪魔にもなりません。香りの持続は長くはないですが、ミニサイズのハンドクリームなら、気軽に塗り直せるので、肌にうるおいを与えながら香りも楽しめますよ。

フローラルの香りやフルーティな香り、バニラなどの甘い香りなど、さまざまな香りのものが販売されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ハンドクリームを塗るタイミングや使用方法

ハンドクリームは、手を洗った後やお風呂の後、寝る前などに塗りましょう。

また、水仕事をする前に塗るハンドクリームもあります。撥水力の高い膜ができて水を弾くので、手荒れがひどい方におすすめです。

パソコンやスマホを触る時に塗るのはベタつくので避けたい方も多いかと思いますが、なるべくサラッとしたテクスチャーのものを使うことで防げます。

このように、一日の中でも用途によって、ハンドクリームを使い分けることも大切です。一本ではなく複数本持っていると便利ですよ。

使用方法のポイントとしては、ハンドクリームを手に塗る前に手のひらで温めることで、柔らかくなり塗りやすくなります。手の甲全体に塗ったら、指先や親指と人差し指の付け根など乾燥しやすい部分も忘れずに塗りましょう。

おすすめの高保湿ハンドクリーム5選をご紹介!

ここからは、秋冬におすすめの高保湿ハンドクリーム5選をご紹介していきます。

サラッとしているタイプや消毒もできるハンドクリームなど、さまざまなアイテムを挙げていきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ニナル プロテクトハンドクリーム

手の乾燥や肌荒れから守り、なめらかな肌へと導くハンドクリームです。

エモリエント成分のサジーオイルや年齢に応じたケアに欠かせない、保湿成分のザクロ果実エキスなどが配合されています。

これらの天然由来成分が角質まで浸透して、ふっくらとした手肌をキープ。また、肌表面の水分の蒸発を抑えて手肌を保護します。

『サジーオイル』は、スーパーフルーツとも呼ばれるサジーから採取されたオイルです。

18種のアミノ酸や17種のミネラル、16種のビタミン、必須脂肪酸のオメガ 3・6・7・9 などの、200種以上の成分が配合されているのが特徴です。

中でもオメガ7は、うるおいとハリのある肌に多く含まれる脂肪酸で、年齢とともに減少する成分なので、補うことが大切です。

テクスチャーはさっぱりとしてベタつかないので使いやすいのが嬉しいですね。日中の仕事中でも寝る前でも使えるので、一日中サッと塗れますよ。

香りのバリエーションは、下記の2種類があります。

  • ハーバルウッディ&ラベンダー:ラベンダーやローズマリーなどの精油100%をブレンドした、リラックスタイムが過ごせる香りです。
  • オリエンタルビターオレンジ:爽やかな柑橘系の香りがブレンドされたオレンジの香りです。

テトラケア 薬用ハンドミルク

アルコールフリーなのに、手の消毒もできる保湿成分配合のハンドクリームです。

指定医薬部外品の有効成分『ベンゼトニウム塩化物』が配合されているので、アルコールフリーでも手指・皮膚を消毒・洗浄できるのが特徴です。手肌にやさしい成分しか配合されていないので、敏感肌の方でも使いやすいのは嬉しいですね。

また、保湿成分のスクワランやヒアルロン酸Na、抗炎症成分のアラントインや肌の巡りを良くするトコフェロール酢酸エステルを配合しています。

無香料なのでシーンを選ばず使えます。香り付きが苦手な方やお子さまにもおすすめです。

テクスチャーはサラっと伸びてベタつかないので、仕事中でも使いやすいです。そして、容器の厚さは約2.2センチの薄型なので、ポーチの中でかさばらずに持ち運べるのも嬉しいポイントですね。

※アレルギーテスト済み(すべての方にアレルギーが出ないわけではありません。)

セフィーヌ シルキーハンドヴェール

シルクのヴェールで肌のうるおいを守る、高機能なハンドクリームです。

手肌の悩みにダイレクトにアプローチします。厳選された美容保湿成分を配合しているので、手荒れを整えて、すこやかな手肌へと導きます。

手が荒れて水仕事が辛いけど、ベタつきがあるハンドクリームは苦手…。というような方でも使えるように、ベタつかないテクスチャーとなっています。

また、うるおいバリア設計なので、手荒れしていても使えるのが特徴です。ノンシリコン処方の撥水機能で、水仕事をする前に付けても水を弾いてくれます。

テクスチャーは、肌に伸ばすとすーっと角質まで浸透します。13種の保湿成分がうるおいヴェールを作って肌に密着。肌の水分を閉じ込めて、うるおいのある肌が長く続きます。

保湿成分・保水成分・保護成分として、下記の成分が配合されています。

  • 保湿成分:シルク
  • 保水成分:密着型ヒアルロン酸(ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム)
  • 保護成分:クプアス種子油(テオブロマグランジフロルム種子脂)

肌荒れ防止の有効成分として、グリチルリチン酸2Kなどが配合されています。また、グローブをするとさらに保湿効果がアップする希少成分の『マヌカハニー』(グルコノバクター/ハチミツ発酵液)も配合されています。

ジョンマスターオーガニック L&Gハンドクリーム

オーガニック精油をブレンドした高保湿のハンドクリームです。

アロエベラ液汁やヒマワリ種子油などの天然由来の保湿成分を贅沢に配合しています。手肌にうるおいを与えて、透明感とハリをもたらします。

テクスチャーは、肌なじみの良いサラッとしたテクスチャーで、伸びが良く使用感も軽やかです。

代表成分は下記の5つです。

  • アロエベラ液汁:保湿・保護作用があり、肌荒れを防ぐ。
  • ヒマワリ種子油:肌を保湿し、柔軟に保つ。
  • オプンチアフィクスインジカ茎エキス:保水力・保湿力により肌を守る。
  • ダマスクバラ花油(ローズの香りに配合):甘く優雅な香り。
  • レモン果皮油(レモンの香りに配合):柑橘系のシャープな香り。

また、香りの種類は下記の2つがあります。

  • ローズ&パルマローザ:ダマスクローズとパルマローザが広がり、バニラがほのかに残るフローラルの香りは、日々を甘く満たします。
  • レモン&ジンジャー:爽やかでスパイシーな香り。清々しいレモンとスパイシーなジンジャーのブレンドは、忙しい日々をリセットするような爽やかな香りです。

アベンヌ 薬用ハンドクリーム

乾燥やひび割れ、あかぎれを防いで、すべすべの手肌を保つ薬用ハンドクリームです。

手荒れは防ぎたいけどベタつき感が苦手という方にも使いやすいさらっとしたテクスチャーです。ベタつかないのに高保湿。肌を労わりながら手荒れを予防します。

アベンヌコールドクリーム成分*1 が肌表面にこすれに強い膜を生成し、保湿成分や有効成分をしっかり閉じ込めて肌荒れを予防。保湿力が高く、乾燥や外的刺激から肌を守ってくれます。

また、肌のうるおいを守る、アベンヌ温泉水*2 も配合しています。

さらに、抗炎症成分である『グリチルリチン酸(グリチルリチン酸モノアンモニウム)』や『酢酸EL-α-トコフェロール』が配合されているので、手荒れやひび割れ、あかぎれをケアします。 

なめらかに伸びるテクスチャーなので、塗ったあとすぐに家事やデスクワークしてもベタつきません。

*1 保湿・保護成分・・・温泉水(常水)、ミツロウ、ミネラルオイル(流動パラフィン) 

*2 常水(整肌成分)

まとめ

本記事では、高保湿なハンドクリームの特徴や選び方、これからの季節におすすめの高保湿のハンドクリーム5選をご紹介しました。

これからの季節は、ハンドクリームは欠かせません。肌の状態に合わせて複数持っているのもおすすめなので、ぜひ本記事を参考にして、高保湿なハンドクリームを探してみてくださいね。

この記事を書いた人

片平 奈菜

日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ®︎資格・コスメライター®︎資格を持つ美容ライター。エステティシャンと美容部員の経験を活かし、20~40代向けの美容メディアでスキンケアやメイク関連の記事を執筆・監修している。