秋の乾燥が気になる方は、ボディオイルを使って高保湿なケアをしよう!

『最近、保湿クリームを塗っても肌が乾燥してしまう…。ボディオイルならもっと保湿力が高いのかな?』
このように感じている方も多いのではないでしょうか?
夏の紫外線による肌ダメージが影響している場合もありますし、秋になって急に乾燥が進んでしまっている場合もあります。
そこで本記事では、ボディオイルの特徴や選び方、おすすめのボディオイル5選をご紹介していきます。
肌の乾燥が気になっていてボディオイルを探している方は、ぜひご覧ください。
ボディオイルってなに?

ボディオイルとは、ほぼ100%が油分で占めており、その他のクリームやローションよりもさらに保湿効果が高いのが特徴です。
特に秋冬に肌が乾燥していて、高保湿なアイテムを探している方におすすめです。
テクスチャーがサラッとしているオイルからとろみのあるオイルまであるので、お好みのボディオイルが選べます。
また、マッサージオイルとしても使えるので、日々の疲れを癒しながら保湿をすると良いでしょう。
ボディオイルの購入を迷っている方へ!

『ボディオイルは、ベタついてしまうイメージがあるので、あまり使ったことがない…』という方も多いはず!
確かにボディオイルは、その他のアイテムと比べてベタつきが気になってしまいがちです。商品によって、サラッとしたテクスチャーもあるので、テスターで試してみると安心して購入できますよ。
アルガンオイルやホホバオイルと表記されているオイルだと、比較的サラッとしたものが多い傾向です。また、スプレーで出てくるプッシュ式のオイルだと、ベタつきにくいものが多いためおすすめです。
ボディオイルを使ってみるとどうなる?

ボディオイルを使うことで、肌が柔らかくなり、しっとりとうるおいます。
また、オイルには保湿成分を保護する役割があるため、蒸発することなく長時間肌表面にうるおいを保ってくれます。
いつもクリームやローションを使っている方は、最初は少しテクスチャーに慣れないかもしれませんが、慣れてくると肌に蓋をしてうるおいを逃がさないところが気に入って手放せなくなりますよ。
ボディオイルの選び方

ここでは、ボディオイルの選び方をご紹介します。
テクスチャーはもちろんのこと、オイルの成分や容器など、選ぶポイントはたくさんあります。下記で見ていきましょう。
テクスチャーで選ぶ
サラッとしているテクスチャーのオイルは、角質まで浸透しやすいため、肌の内側もうるおいます。一方でとろみのあるテクスチャーのオイルは、肌表面にオイルが残りやすいですが、肌表面のうるおいを守ってくれます。
もし肌の乾燥が気になっている方は、サラッとしたオイルを塗ってから、保湿クリームを塗るのがおすすめです。
お風呂を出てすぐにオイルを塗って肌を柔らげることで、保湿クリームのなじみが良くなります。
容器の種類で選ぶ
ボトルの蓋を開けて手に出すタイプもあれば、プッシュ式になっているタイプもあります。
とろみのあるオイルは直接手に出すものが多く、サラッとしているオイルはプッシュ式が多いため、オイルを選ぶ際の参考にしてみてください。
ちなみにプッシュ式の方が、オイルが多く出過ぎないため使いやすいですよ。
用途で選ぶ
ボディオイルは保湿だけでなく、マッサージオイルやヘアオイルとしても使えます。
パッケージに記載があるので、用途に合うものを選びましょう。マッサージオイルはとろみのあるテクスチャーのオイルがおすすめです。
成分で選ぶ
オイルの成分は、下記のようなものがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
- ホホバオイル:ホホバ種子の植物油。主成分はワックスエステルで、ヒト皮脂に似ているため、肌になじみやすいのが特徴。
- アルガンオイル:アルガンツリーの実から抽出されるオイル。オレイン酸やビタミンEなどの美容成分が豊富に入っている。
- シアバター:シアの木の実から採れる植物性のオイル。主成分はステアリン酸やオレイン酸。肌を乾燥から守ってくれるのが特徴。
- アーモンドオイル:アーモンド種子のオイル。とろみがあるためマッサージをする方におすすめ。
このように、オイルの成分によってテクスチャーや保湿力などが異なりますので、好みの成分を選ぶと良いでしょう。
香りで選ぶ
ボディオイルには、フローラルやフルーティーな香りが人気です。
また、マッサージオイルとして使いたい方は、ラベンダーやイランイラン、バニラなどのアロマ精油の香りが入ったオイルがおすすめです。
香りが苦手な方は、無香料のボディオイルを選びましょう。
秋に使いたい!しっとりうるおうおすすめのボディオイル5選!
ここからは、おすすめのボディオイル5選をご紹介します。
上記で挙げた、テクスチャーの違いやオイル成分の違いのあるボディオイルをご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
スパークルオイル

純度100%のアルガンオイルを使用しているマルチオイルです。下記のように、全身に使えるオイルとなっているので、1本持っていると重宝します。
- ヘアケア:ドライヤー前に毛先に付けることで、ドライヤーの熱から髪を守ってくれる。朝のヘアスタイリングにも。
- スキンケア:洗顔の後に使うことで、その後の化粧水やクリームのなじみが良くなる
- ボディケア:腕や足のマッサージオイルとして使う
- ネイルケア:乾燥が気になる手の保湿オイルとしてや爪周りのケアに。
このように、全身に使えるマルチオイルです。
ベタつきの少ないサラッとしたテクスチャーです。そのため、日々のスキンケアの導入剤としてもおすすめです。
美肌を作る成分である『ビタミンE』が豊富に含まれています。そのため、エイジングケア* をしたい方にぜひ使っていただきたいです。
また、純度100%のアルガンオイルを使用しているため、香りは付いていません。お手持ちのアロマオイルを数滴垂らすことで、肌を保湿&マッサージしながらリラックスタイムが過ごせますよ。
*年齢に応じたケアのこと
SABON ビューティーオイル

肌と髪に輝きとしなやかさを与える、香り豊かなブレンドオイルです。
ボディとヘアに使えるビューティーオイルは厳選した4種のボタニカルオイルをブレンドしています。
オイルなのに、スプレータイプになっているのが使いやすいですね。サラッとしたテクスチャーなので、オイルのベタつき感が苦手な方でも使えます。
ヴィーガン処方で、自然由来成分配合となっています。
香りは下記の8種類です。
- パチュリ・ラベンダー・バニラ:甘く魅力的なオリエンタルノート。エキゾチックな香りと甘さが楽しめます。サボンで一番人気の香り。
- ムスク:気品あふれる優雅で穏やかな香り。
- ローズティ:バラの紅茶から立ち上るフルーティローズ。甘く柔らかな香り。
- ラベンダー・アップル:フレッシュな果汁のアップルノート。爽やかな香り。
- ジンジャー・オレンジ:豊かな果実感とスパイスを感じる大人のフルーティな香り。
- ホワイトティー:心安らぐ優美なシトラスハーモニーな香り。
- デリケート・ジャスミン:清潔感あふれる凛としたクリーンフローラルの香り。
- グリーン・ローズ:咲きたてのみずみずしいフレッシュローズの香り。
これらの8種類の香りがあるので、お好みの香りを選んでください。
適量を肌に直接スプレーするか、一度手に取ってから塗布します。やさしくマッサージするように肌になじませましょう。
クナイプビオ オイル

オーガニック保湿ケアオイルで、なめらか肌に仕上げる全身用のオイルです。
100%天然由来成分なので、顔にも髪にも使えます。べたつかずにスッと肌になじみます。
植物の恵みでやさしくうるおして、肌本来の機能をサポートします。香りは、爽やかなグレープフルーツの香りです。
また、オーガニック国際認証 NATRUE(ネイトゥルー)を取得しています。
自然・オーガニック化粧品に関する厳格な維持を目的として設立された、国際的な非営利団体です。
クナイプビオ オイルは、「NATRUE」の中でもランクの高い『オーガニック化粧品』の認証を取得しています。現在の日本の法律では、オーガニック成分が少しでも入っていたらオーガニックと謳えるのですが、このようにランクの高い認証を取得していると分かれば、安心して使えますね。
配合されている主なハーブは下記の3種類です。
- サフラワー油:保湿成分。テクスチャーはサラッとしていてベタつきにくい。
- オリーブオイル(オリーブ果実油):オレイン酸やビタミンEが豊富。肌を柔らげて、なめらかな肌へと整える。
- グレープフルーツ果皮油:引き締まった弾力のある肌に導く。さわやかな香りで気分をリフレッシュ。
それぞれのハーブに、これらの特徴があります。
下記で、FaceとBodyでの使い方を解説します。
【Face】:美容液として化粧水の後に1〜2滴付けてなじませる方法もあれば、導入美容液のように、洗顔後すぐに付けて、その後に化粧水やクリームを付ける方法もあります。
【Body】 :お風呂上がりにタオルで軽く水気を拭き取り、水分がまだ肌に残った状態でオイルを付けてなじませます。その際に軽くマッサージするのもおすすめです。サラッとしていてベタつかないので、すぐに服を着られるのが嬉しいポイントですね。
また、クナイプビオ オイルは、光毒性を起こす恐れのある『フラノクマリン』を配合していないため、日中でもお使いいただけます。
クラランス ボディオイル トニック

引き締まったしなやかな身体に仕上げるボディオイルです。
肌にハリ感としなやかさを与えます。サラッとした軽いテクスチャーのオイルには、ローズマリー*1 とワイルドミント*2 などのエッセンシャルオイルを配合。
精油の豊かな香りのオイルが肌を包みこみ、ボディの肌を引き締めてハリを与えます。妊娠線ができやすい妊娠中や産後のボディケア、ダイエット中の肌の引き締めケアにもおすすめです。
香りは、爽快感のある心地よいハーブの香りですっきりとした気分になります。
入浴中または入浴後の水分のある肌に使用します。少量を全身になじませてやさしくマッサージをします。入浴中の場合は、その後冷水で洗い流すとより効果的です。ぜひ試してみてくださいね。
*1 ローズマリー葉油(保護成分・香料)
*2 ハッカ葉油(香料)
フローラノーティス ジルスチュアート リッチカメリア ボディオイル

花の香りに包まれたライフスタイルを提案する、ジルスチュアートの新ブランド「フローラノーティス ジルスチュアート」。
今回ご紹介するボディオイルは、気品のある包容力を表現したリッチカメリアの香りです。艶やかで妖艶な雰囲気と力強い生命力を感じさせて魅力的な印象に。
オイルは下記の3種類が配合されています。
- カメリアオイル(ツバキ種子油)
- メドウフォームオイル
- オリーブオイル(オリーブ果実油)
また、全10種類の香りのバリエーションがあります。香りによって、テクスチャーが異なっており、サラッとしたものからとろみのあるものまで選べます。
リッチカメリア以外の香りは下記の9種です。
- フローラルグリーン:清涼感やみずみずしさを表現している爽やかな香り
- ホワイトローズ:ピュアなローズの香り
- チェリーブロッサム:甘く儚げな香り
- フレッシュピオニー:可愛らしさと女性らしさを兼ね備えた魅力的な香り
- フレンチローズ:ローズの華やかな香り
- センシュアルジャスミン:知的で大人な魅力を引き出す香り
- スウィートオスマンサス:深く癒されるうっとりとした香り
- ミューズオブリリー:透き通るような高貴なリリーの香り
- ブライトサンフラワー:真夏のようなサンフラワーの香り
これらの香りのバリエーションがあるので、お好みの香り&テクスチャーが選べます。
寝る前の保湿やマッサージオイルとして使うのであれば、落ち着いたセンシュアルジャスミンやスウィートオスマンサスの香りがおすすめです。香りで癒されながら寝る前の一時を過ごせますね。
まとめ

本記事では、ボディオイルの特徴や選び方、おすすめのボディオイル5選をご紹介しました。
ボディオイルはさまざまなテクスチャーや成分の種類があることがわかりました。ぜひ本記事を参考にして、ご自身に合ったボディオイルを選んでくださいね。
秋冬の乾燥が気になる季節には、ボディオイルを使ってしっとりうるおいのある肌を目指しましょう。
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片平 奈菜
日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ®︎資格・コスメライター®︎資格を持つ美容ライター。エステティシャンと美容部員の経験を活かし、20~40代向けの美容メディアでスキンケアやメイク関連の記事を執筆・監修している。