これから夏本番!制汗剤でニオイやベタつきを抑えて、暑い季節も快適に過ごそう!

『夏は汗で身体がベタつくので、すっきりとする制汗剤が欲しい…。でも種類がたくさんあって選べない』
このように感じている方も多いのではないでしょうか?暑い日は、汗のニオイがしていないか不安になることもありますよね。
そこで本記事では、制汗剤の種類や選び方やおすすめの制汗剤10選をご紹介します。自分に合った制汗剤を探している方は、ぜひご覧ください。
制汗剤の役割

制汗剤は、汗をかく前に使うことで発汗を抑えるものや、汗をかいた後に使うことでニオイを軽減するものがあります。
汗ジミやベタつきが気になる方は、発汗を抑える制汗剤がおすすめですし、ニオイが気になる方はニオイを軽減する制汗剤を使うのがおすすめです。
フレグランスのように良い香りのするものもあれば、無香料のものもありますので、好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
制汗剤の種類

制汗剤の種類は大きく分けて4種類あります。定番のスプレータイプのものや外出先でも使いやすいスティックタイプなどがあります。
どの種類の制汗剤が自分に合っているかをチェックしてみてくださいね。
スティックタイプ
スティックタイプの制汗剤は、肌に直接塗るので、スプレーのように周りの方にかかる心配がなく使えます。
吸着力があるので汗で落ちにくいのが特徴です。持続性のあるタイプといえるでしょう。また、コンパクトなサイズ感のものが多いので、持ち運びに便利です。
ただ、夏に嬉しいひんやりとした感覚がないので、物足りない方もいるかもしれません。
ロールオンタイプ
ロールオンタイプは、ヘッド部分がローラーになっていて直接塗り込むタイプです。
白残りしにくいのと素早く塗れる点が人気の理由です。特に脇に使うなどピンポイントの使用に向いています。
ただ、水分が多いので乾きにくいというデメリットがあります。
スプレータイプ
スプレータイプは、シューっと広範囲に拭きかけられるので気軽に使える、制汗剤では定番のタイプです。いわゆるスプレー缶のものです。
背中や足などの塗りづらい箇所にも簡単に使えるのが嬉しいですね。香りもさまざまな種類があります。また、ひんやりする制汗剤を使いたい方は、スプレータイプのものを選ぶと良いでしょう。
ただ、その他のタイプと比べると持続時間が短い傾向があります。噴射音が大きいことや周りの方にかかる心配があるため、大勢の人がいるところでは使いにくいのもデメリットの一つです。
ウォータータイプ
ウォータータイプは、ミスト状のものと手に出してパシャパシャ塗るものがあります。
たっぷり全身に使えるので、広範囲に使いたい方におすすめです。価格もプチプラのものが多いため、学生の方に人気です。サラサラパウダーが配合されているものだと、使用後すぐに乾いて服が着られます。
ウォータータイプも香りの種類が豊富にあります。
制汗剤の選び方

制汗剤の種類が分かったところで、ここからは、制汗剤の選び方について解説します。
制汗剤を使う用途によって選び方が異なります。どのような選び方があるのかを見ていきましょう。
制汗剤の形状で選ぶ
上記で解説したように、制汗剤にはさまざまな形状のものがあります。
外出先で使いたい方や脇汗をしっかりブロックしたい方はスティックタイプ、ひんやりしたい方はスプレータイプなど、用途に合わせて選ぶと良いでしょう。
ひんやりするもので選ぶ
パッケージに『冷感』や『氷冷』などと記載があるものだとひんやりしています。特にスプレータイプやウォータータイプのものだとひんやりするものが多い傾向です。
消臭成分の機能で選ぶ
消臭成分といってもさまざまな成分があるので、よりこだわりたい方は、成分表をチェックしてどのような消臭成分が入っているのかを確認してみてくださいね。
- 汗を抑えたい方:『アルミニウム塩』や『フェノールスルホン酸亜鉛』が配合されているものを選ぶ。
- 皮膚の常在菌の増殖を抑えたい方:『銀イオン(Ag+)』が配合されているものを選ぶ。
- ニオイが発生してしまった場合:『亜鉛華(酸化亜鉛)』が配合されているものを選ぶといやなニオイが少なくなる。
成分表を見ると、このように記載があるので、求めている消臭成分が入っているものを選ぶことができます。
香りで選ぶ
制汗剤は、フローラル系の香りやフルーティな香り、無香料のものまでさまざまな香りがあります。
フレグランス感覚で使いたい方は、お好きな香りを選び、汗と混じってしまうと香りがきつくなってしまうのが心配な方は、無香料を選ぶと良いでしょう。
特に香りの種類が豊富なタイプは、スプレータイプやウォータータイプです。
おすすめの制汗剤10選をご紹介!
ここからは、おすすめの制汗剤10選をご紹介します。
上記で解説した制汗剤の4種類を挙げていきますので、どのような制汗剤がおすすめなのかを知りたい方は、ぜひご覧ください。
medi FRESH

メディフレッシュは、着衣用リフレッシュスプレーです。
汗をかいた時や暑い時、脚が疲れた時に、シュッとスプレーするだけで涼しく感じられます。
ドイツの検査機関によるパッチテスト済みで、ハマメリス葉水が配合されているので、服を傷めることなく使用できます。もちろん肌についても問題ありません。
香りはメントールとハマメリスの爽やかな香りです。
使用方法は、服を着た状態でストッキングなどを履いた脚から10~15cmほど離して吹きかけて使用すると良いでしょう。
疲れた脚にひんやりとしたスプレーをかけることで、ニオイとリフレッシュができるので、1つ持っていると便利ですよ。
N1us オドレミスト

制汗効果で汗を抑えることができる、有効成分の『塩化アルミニウム』が13%配合されている制汗剤です。
わきがや多汗症足臭などが気になる方にお使いいただけます。また、洋服の汗染みが気になる方や汗の臭いが気になる方にもおすすめです。
塩化アルミニウム以外の成分として、紅茶エキスやオウゴンエキス、ワレモコウエキスが配合されています。
細かいミストなので、液垂れすることなく快適に使用できます。また、無香料なので、お好みの香水やヘアフレグランスなどと一緒に使えるのは嬉しいですね。
パピリオ リフレッシュウォーター F

気になるニオイを抑えて、全身をみずみずしく整える薬用デオドラントウォーターです。
細かい霧で出てくるミストタイプなので、背中や脚などの届きにくいところまで使いやすいです。白残りしないのも人気の理由。
お風呂上がりやお出かけ前、スポーツの後に使うとニオイを気にせずに快適に過ごせます
よ。
また、天然保湿成分として、渋柿の主成分である『カキタンニン』が配合されています。加齢臭の原因を抑えることができるため、消臭に使用されています。
香りは爽やかなグリーンフローラルの香りです。
レセナ ドライシールド パウダースプレー

肌がサラサラになる『ドライシールドパウダー』が配合されている制汗スプレー。
1回のスプレーで気になる汗を抑えて、サラサラな肌が長続きします。
なぜ汗を抑えられるのかというと、肌にスプレーをすると、有効成分が汗に溶けてゲルを形成します。そのゲルが汗腺をブロックするため、汗を抑えることができるのです。
香りは、下記の5種類あります。
- フレッシュソープ:石鹸の香り
- フルーティフローラル:みずみずしいフローラルの香り
- スタイリッシュムスク:大人っぽいムスクの香り
- ベビーパウダー:ふんわりとしたベビーパウダーの香り
- 無香料:香りがついていないタイプ
これらの香りから選べます。
QB薬用デオドラントバー20g 40C

酷暑40℃でも効果を発揮するデオドラントバーです。擦れに強く、持続時間が長いのが人気の理由。
下記の3つの有効成分が配合されています。
- 制汗:クロルヒドロキシアルミニウム
- 殺菌:イソプロピルメチルフェノール、塩化ベンザルコニウム
これらの有効成分が配合されているので、ニオイをバリアします。
サラサラとしたテクスチャーのクリーム処方なので、白残りしないのも特徴。また、無香料なので、香りがついている制汗剤が苦手な方でも使いやすいです。
エージーデオ24 デオドラントスティックDX(医薬部外品)

有効成分の『IPMP(イソプロピルメチルフェノール』が配合されているので、気になるニオイ菌を抑えてくれるデオドラントスティックです。
また、汗を抑える有効成分の『焼ミョウバン』で、汗を吸着・吸収します。
汗臭はもちろん、ストレス臭*もケアできるので、快適な肌が長時間続きます。スティックタイプなので高密着な使い心地。汗をかいてもサラサラ**としてすぐに乾きます。
香りは下記の3種類です。
- フローラルブーケ:大人っぽく華やかなフローラルの香り
- フレッシュサボン:清潔感のあるサボンの香り
- 無香料:香りが苦手な方におすすめ。
*ストレス臭を包み込んで嫌なニオイを目立たなくするSTハーモナージュ香料が配合されています
**銀含有アパタイト(さらさらパウダー)・ヒアルロン酸パウダー(保湿)
サラ パウダースプレーS

制汗効果で汗やニオイ、ベタつきを抑えて、やさしい香りのさらさら素肌が続くパウダースプレーです。
シルクパウダーが配合されているので、素肌がさらさらになります。
「サラの香り」と「サラ スウィートローズの香り」の2種類があるので、お好みの香りを選べます。どちらの香りも90種類以上の天然エッセンスが配合されています。
「サラの香り」は、さわやかなのに女性らしいフローラルの香りです。『ナルシス』や『イリス』というお花の香りが入っています。
「サラ スウィートローズ」の香りは、甘くやさしい華やかな香りです。『白バラ』や『ローズダマセナ』というお花の香りが入っています。
ばら園 デオドラントパウダースプレー

摘みたてのばらの香りがほのかに香るデオドラントスプレーです。
肌をサラサラに保ち、『クロルヒドロキシアルミニウム』で汗やニオイを抑えます。白残りはありません。
肌がなめらかにうるおう保湿成分として、ばら抽出液が配合されています。肌にスプレーするだけで、ばらの香りがみずみずしく、上品に香ります。
また、噴射音が静かなので、外出先でも使いやすいのも嬉しいですね。デザインが可愛らしいので、洗面所に置いておいても気分が上がりますよ。
アンティ パースパイラント デオドラント ロールオン N〈医薬部外品〉

ワキ汗とニオイを長時間抑えるロールオンタイプの制汗剤です。
ロールオンタイプなので、脇に塗りやすい形状になっています。ロールのサイズが500円玉大程あるので、脇の曲線にぴったりフィットして塗り心地が良いのが特徴です。
また、とろみのあるテクスチャーとなっているので、液垂れしにくく肌に密着してくれます。
制汗成分として、『アルミニウムヒドロキシクロリド』が配合されています。無香料なので、香りがついているものが苦手な方にもおすすめです。
※アレルギーテスト済み(全ての方にアレルギーが起きないということではありません)
Ban 汗ブロックプラチナロールオン

ニオイとワキ汗をWで抑える、Ban史上最強密着力のプラチナロールオンです。
ニオイの発生源である角質層にまでアプローチして、汗の出口に蓋をすることで、汗やニオイを抑えます。
また、肌への密着度が高く、ウォータープルーフ処方なので、暑い夏でも汗で落ちにくいのも特徴です。
『嫌なニオイを目立たなくするハーモナイズド香料』と『ニオイ吸着成分』が配合されているので、しっかりニオイを防ぎます。
香りはせっけんの香りと無香料の2種類から選べます。
まとめ

本記事では、制汗剤の種類や選び方、おすすめの制汗剤10選をご紹介しました。
どのようなシーンで使うのかや、身体のどの部位に使うかなどで、おすすめの制汗剤の種類が異なります。また、テクスチャーや香りなどの好みによっても選び方が異なることが分かりました。
ぜひ本記事を参考にして、ご自身に合った制汗剤を選んでくださいね。
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片平 奈菜
日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ®︎資格・コスメライター®︎資格を持つ美容ライター。エステティシャンと美容部員の経験を活かし、20~40代向けの美容メディアでスキンケアやメイク関連の記事を執筆・監修している。