夏本番もきれいな素肌を!日焼けの原因やおすすめのUVカットアイテムをご紹介!

そろそろ夏本番!紫外線の強い夏ですが、しっかりと日焼け止めをしたり、UVケアアイテムを使えば、日焼けを抑えることは可能です。
本記事では、日焼けの原因や日焼け止めの正しい塗り方を解説し、UVカットアイテム10選をご紹介します。今年の夏こそ焼きたくない方は、ぜひご覧ください。
夏の日焼けの原因は?

紫外線が肌の表皮に入りこむと、メラニンを生成する『メラノサイト』に信号が送られます。紫外線を浴びると、メラニンが大量に作られるため、紫外線ダメージから肌を守ってくれます。
しかし、メラニンが生成されてしまうと、シミやそばかす、肌の色が黒くなってしまうのです。これが日焼けの原因です。
日焼け止めの正しい塗り方を解説!

ここでは、日焼け止めの正しい塗り方を解説します。まずは顔に塗る手順を見ていきましょう。
- 洗顔をした清潔な肌にスキンケアをする
- 日焼け止めを手のひらに出して、額・両頬・鼻・あごに5点置きをする
- クルクルと肌になじませる
- 耳や首も忘れずに塗る
身体に塗る手順は下記の通りです。
- 1つのパーツずつ日焼け止めを真っ直ぐな線を描くように出す
- クルクルと肌になじませる
- 手の甲や足の甲、ひざなども忘れずに塗る
日焼け止めは、一度塗ったからと言って安心はできません。2〜3時間経ったら、汗や皮脂で日焼け止めが落ちてきてしまうため、塗り直す必要があります。
ただ、メイクをしていると塗り直しは難しいですよね。そんな時は、メイクの上からでも使えるスプレータイプの日焼け止めを使ったり、UV効果のあるパウダーファンデーションを重ねたりすると良いでしょう。
また、飲む日焼け止めも気になる方が多いかと思います。飲む日焼け止めは、1粒で4〜6時間のものもあれば、1粒飲めば24時間効果が持続するものもあります。パッケージを良く確認して、目安の量を摂取しましょう。
日焼け止めの選び方をご紹介!

ここでは、日焼け止めの選び方をご紹介します。なにげなく手に取っていることが多い日焼け止めですが、使用するシーンや肌の状態に合わせて選ぶことが大切です。どのような選び方があるのかを見ていきましょう。
SPF・PA値で選ぶ
日焼け止めのパッケージを見ると、SPF値とPA値の表記があります。
数字が高いものを選べば日焼け止め効果が高いと思って、どのようなシーンでもSPF値が高いものを選んでいませんか?
しかし、数値が高いものを選ぶと肌への負担になったり、石けんでは落とせなかったりします。
買い物や散歩の時はSPF値・PA値が低い日焼け止めを選び、プールや海、バーベキューなどのレジャーには、SPF値・PA値が高い日焼け止めを選ぶと良いでしょう。水に濡れる時は、ウォータープルーフの日焼け止めかどうかも確認してくださいね。
下記の表でSPF値とPA値の違いをまとめてみます。
SPF値 | PA値 | |
紫外線防止効果を表す数値 | UV-B | UV-A |
肌の状態 | 肌が黒くなる。肌表面で吸収される。シミ・そばかすの原因になる。 | 肌が赤くなる。肌の奥深くまで入り込む。シワ・たるみなどの光老化の原因になる。 |
パッケージ表記 | SPFの後に数字が付く。数字が大きい程SPF値が高い。SPF15くらいから最高値は50+まである。 | PAの後に+が付く。+が多い程効果が高い。日本ではPA++++が最高値。 |
SPF値とPA値には、このような違いがあることが分かりました。
SPF(UV-B)は、太陽に当たっているジリジリとした『レジャー紫外線』と言われていて、PA(UV-A)は、曇りの日でも窓ガラスも通すので『生活紫外線』と言われています。
そのため、外にいる時も、家にいる時も日焼け止めは必須なんです。
日焼け止めの種類で選ぶ
日焼け止めは、ローションタイプやジェルタイプなどのさまざまな種類があります。日焼け止めの種類によって、伸びの良さやUVカット効果が異なるので、下記の表でそれぞれの特徴を見ていきましょう。
日焼け止めの種類 | 特徴 |
ローション | サラッとしたテクスチャー。伸びが良い。UV効果が高いものが多い。 |
クリーム | 硬めのテクスチャー。少しベタつきがある。肌に密着する。UV効果が高い。 |
ジェル | みずみずしいテクスチャー。伸びが良い。 |
スプレー | サラサラとした仕上がり。塗り直しが簡単。髪や顔にも使いやすい。ムラになりやすい。 |
飲む日焼け止め | サプリメント。活性酸素の発生を抑えて、身体の内側から紫外線を抑える。塗りムラの心配や二度塗りの手間がない。 |
このような種類があります。ちなみに近年話題の飲む日焼け止めは、内側からのケアはできますが、太陽を浴びた皮膚のダメージからは守れません。そのため、日焼け止めを塗って、外的刺激から肌を守ることも必要です。
飲む日焼け止めを飲んでいるからと言って、日焼け止めを塗らなくては良いという訳ではないことは覚えておきましょう。
肌の状態に合わせて選ぶ
上記でも少し触れたように、SPF値・PA値が高ければ良いのではなく、肌の状態に合わせて選ぶことも大切です。
例えば、敏感肌の方は、SPF50+・PA++++の日焼け止めを使うと、成分が強いため肌に負担になってしまうことがあります。また、せっけんで落ちないものもあるため、クレンジングでゴシゴシと洗うことで摩擦が起きてしまう恐れもあります。
また、日焼け止めには、紫外線拡散剤と紫外線吸収剤の2種類があるのですが、敏感肌の方におすすめなのは、紫外線吸収剤の日焼け止めです。
乾燥肌の方は、みずみずしいテクスチャーのジェルタイプを選んだり、比較的しっとりしているクリームタイプを選ぶと良いでしょう。
このように、肌の状態に合った日焼け止めを選ぶことで、肌トラブルを未然に防ぐことが可能です。
おすすめの日焼け止めを8選をご紹介!
ここからは、おすすめの日焼け止めを8選をご紹介します。この夏ぜひ使っていただきたいアイテムばかりなので、ぜひご覧ください。
イニスフリー トーンアップ ノーセバム サンスクリーン

余分な皮脂をコントロールして、ほんのりトーンアップ*もする メイクアップベースにもなる日焼け止めクリームです。
ほんのりピンク色のテクスチャーで肌色をトーンアップ*し、色ムラや毛穴をしっかりカバーします。
SPF50+・PA++++なので、強い日差しに当たる日でも紫外線から肌を守ります。また、紫外線吸収剤無配合のノンケミカルの日焼け止めなので、肌が敏感な方でも使いやすいのが特徴です。
肌へのうるおいもばっちり!保湿成分のヒアルロン酸とグリーンティーが肌を健やかに保ちます。
*メイクアップ効果による
RMK UVフェイスプロテクター アドバンスド

水分を含んだジェルクリームタイプの日焼け止めで、紫外線や汗、乾燥から肌を守ります。
セイヨウナシ果汁発酵エキスやセージ葉エキスをはじめとした、7種類の保湿成分が配合されているので、日常使いやレジャーの際に、UVケアをしながらスキンケアをしたい方におすすめです。
SPF50+・PA++++のUV効果で肌をしっかり保護して紫外線によるダメージを防ぎます。汗や水に強いスーパーウォータープルーフ処方なので、夏のプールなどにも最適。衣服やマスクで擦れても落ちにくい、『フリクションプルーフ』処方も採用されています。
また、『ウォータースキンUVカットテクノロジー』処方で、すっと肌になじむテクスチャーは、まるで素肌のような快適さを感じられます。
ビオレUV アクアリッチ アクアプロテクトローション

ぷるぷるのアクアカプセルにUVカット成分を閉じ込めた、まるで水のような水層パックUVです。
付けた時のベタつきが苦手な方にも使いやすいサラサラとしたタイプの日焼け止め。忙しい朝でもすぐに肌になじみます。白浮きもしないので、今まで日焼け止めに対して苦手意識を持っていた方にもぜひ使っていただきたい製品です。
使い方は簡単!容器をしっかり振って、1つのパーツにつき10円玉サイズを手に取り、全身に塗るだけです。
香りは夏に嬉しいみずみずしいグリーンフルーティの香りです。グリーンアップルやピーチ、カシスなどの爽やかな香りと、ローズやジャスミン、ムスクの香りも入っているので、フレグランスとしても使えるくらいの良い香りです。
日焼け止め特有のニオイが苦手な方は、フルーティな爽やかな香りが付いている日焼け止めが良いかもしれませんね。
キュレル UVカット デイバリアUVローション

肌を紫外線や乾燥から守って肌荒れを防ぐ、SPF50+・PA+++の医薬部外品の日焼け止め。
デイバリアテクノロジー採用で、肌を保護して、ちり・花粉などの汚れの付着を防ぎます。テクスチャーは、肌にすっとなじむローションタイプで、ベタつきやきしみを感じにくいのも特徴です。
また、保湿成分であるセラミドやユーカリエキス、アスナロエキスなどが配合されているので、肌のうるおいが続きます。
石澤研究所 紫外線予報 UVさらさらジェル

石けんでオフできる肌にやさしいジェルタイプなので、お子さまでも使える日焼け止めです。
塗った後すぐに服が着れるほどサラッとしていることやポンプ式になっているので使いやすいことも人気の理由です。また、アルブチンやコラーゲン、ヒアルロン酸などの保湿成分が豊富に配合されているので、日焼け止めを塗ると肌が乾燥してしまう方におすすめです。
散歩や買い物などの日常的なお出かけには、SPF30・PA+++のUVカットでも十分です。香りは爽やかなオレンジ精油の香りとなっています。
アネッサ パーフェクトUV スキンケアスプレーa

汗や水だけでなく、空気中の水分にも反応し、UVブロック膜が強くなるオートブースター技術で、普段の生活でもしっかり紫外線対策が可能です。また、砂が付きにくい『サンドプルーフ』処方なので、海でも快適に過ごせます。
SPF50+・PA+++なのに、石けんで落ちるのも嬉しいポイント。顔や身体、髪にも使えるスプレータイプです。
保湿成分と美肌成分が配合されているので、紫外線による乾燥ダメージを防ぎ、肌にうるおいを与えます。
- 黄花エキス(バラ科・トルメンチラ)
- 甘草由来成分*
- スーパーヒアルロン酸**
- コラーゲン
- グリセリン
*グリチルリチン酸
**アセチルヒアルロン酸Na
ロート製薬 ヘリオホワイト

ヘリオホワイトは、シダ植物から抽出した『ファーンブロック』を1粒あたり240mg配合されています。さらに美容サポート成分として、ハトムギエキスやビタミンB6、ビタミンB2も配合しているサプリメントです。
紫外線を浴びやすい海やスポーツ、レジャーなどでは、塗る日焼け止めと併用することをおすすめします。
錠剤の直径は1cmなので、飲みやすいのが嬉しいですね。また、携帯に便利な24粒入りのシートタイプと大容量の60粒入りがあります。1日2粒を目安に、噛まずに水などでお召し上がりください。
日焼け止めだけじゃ不安な方必見!UVカット日傘や帽子をご紹介!

夏のジリジリとした直射日光を浴びていると、日焼け止めを塗っていても、日に焼けてしまうことがあります。
また、近年では真夏だと35度以上になる日も多い傾向にあります。日焼けをしないためだけでなく、熱中症対策のためにも日傘や帽子を使って日差しから身を守りましょう。
ここでは、日焼けと暑さを防止してくれる、UVカット加工の日傘と帽子をご紹介します。
SUN BARRIER100 2段折 フリルストラップ

日差しの強い夏は、遮光ができる日傘がおすすめ。
SNSでも話題の『SUN BARRIER100』は、夏を迎える頃には売り切れが続出してしまう程大人気の日傘です。
紫外線100%カット・赤外線100%カット・可視光線100%カットの完全遮光日傘。シンプルなストライプ柄で夏でも爽やかさを演出できます。日傘はシンプルなデザインのものが多いですが、可愛らしい色や柄、レースのデザインに仕上がっています。
SUN BARRIER100 ナチュラル・テープハット

上記の日傘と同じブランドのUVカット帽子です。紫外線100%カット・赤外線100%カット・可視光線100%カットの完全遮光ハット。
最近流行りの顔が隠れるツバが大きいタイプの帽子なので、UVケアをしながら、おしゃれも楽しめる帽子です。
まとめ

本記事では、日焼け止めの選び方や塗り方、おすすめのUVケアアイテムをご紹介しました。
日焼け止めにはさまざまな種類があるので、肌の状態やテクスチャーの好みなどによって選ぶと良いでしょう。
また、UVケアアイテムは日焼け止めだけではありません。UVカット日傘や帽子を使うことも大切です。
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片平 奈菜
日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ®︎資格・コスメライター®︎資格を持つ美容ライター。エステティシャンと美容部員の経験を活かし、20~40代向けの美容メディアでスキンケアやメイク関連の記事を執筆・監修している。